ウィークリースワローズ'24・4/26(金)~28(日) | VBCテレビブログ放送

ウィークリースワローズ'24・4/26(金)~28(日)

諸般の事情により、1日遅れで先週末のヤクルトの試合の所感をお送りします。甲子園は、長らく鬼門ですが・・・今季は?

〇4/26(金)神2ー8ヤ (勝)小川1勝

●4/27(土)神5ー4ヤ (負)サイスニード2敗 (本)塩見2号ソロ・武岡1号ソロ

●4/28(日)神4ー3ヤ (負)大西1勝1敗


4/26(金)は、『まさか』勝てるとは思いませんでした。長年、苦手にしている甲子園+阪神先発はヤクルトキラーの青柳+ヤクルト先発は二軍でこれまで3試合1敗・防御率5.91とまだまだ調整途上?な小川・・・という逆境ぶりでしたが、阪神先発の青柳が制球難で勝手に自滅した感も抱いた試合でした。

投手の小川の打席で、押し出し四球でしたからね・・・これまでのキラーぶりからすれば、もっと強気に投球すればヤクルト側が勝手に凡打していたんですけどね。

ヤクルト先発・小川は7回を投げて2失点!あっぱれ!だ。二軍で乱調でも、キッチリとテーマを掲げて打たせていたのかと?そして、一軍ではまたギアを入れ替えて『一軍本気モード』にしたと。これまで、甘いも辛いも経験してきた選手ならではのワビとサビをも感じさせました!

打線も、西川・丸山和郁・中村・武岡らのタイムリーがありましたが、中には『久し振り』のタイムリーが飛び出した選手もおり、こういった選手の活躍は嬉しいですね。あっぱれ!だ。投手の小川も2打点だ!

小川降板後は、大西→木澤と繋ぎましたが、木澤は休ませた方が良かったかも?清水がとうとう一軍登録抹消されてしまったので・・・高橋奎二もですが。

4/27(土)は、塩見が初球先頭打者本塁打もその裏の守備から、すぐさま交代!試合前から腰に違和感があったとのことで、『まぁた』かと。この日の深夜、「バース・デイ」(TBS系)にてJX-ENEOS出の塩見の後輩に当たるDeNA・度会の特集が放送されておりましたが、言うまでも無く度会の実父は元・ヤクルトの渡会博文で現在はジュニアチームの監督を務めております。

ヤクルトで縁故採用は上手くいかなかったケースが多く(カツノリ・ラミレスJr.・佐藤貴規ほか)、ハナからドラフト指名候補に入っていなかった可能性がありますが、渡会は『持ってる』外野手だよね。反面、塩見は同じ『持ってる』でも『故障持ち』・・・ナサけない!

先発のサイスニードも中盤、とっ捕まりまたしても勝てず。開幕から1ヶ月、ここまで未勝利なのもこれまで無いですね・・・シーズンオフの間は、狩猟に熱を上げ過ぎたか。喝!だ。

かといって、ロドリゲスと入れ替えるのもギャンブルだしなぁ。しかし、こうも勝てないと考えた方が良いし、何の為の外国人投手4人制なのかが問われます。

投打共に後手後手だったんだよなぁ。あともう一息の試合でした。こうなると、試合巧者の阪神の方が一枚上手です。記録上は自責点が付きませんが、前の投手が残した走者をアッサリとホームに帰したエスパーダ・丸山翔大らも、イマ一つでした。

攻撃面では、4番の村上がまたもや4打数3三振の大喝!打撃。今季、こういった極端な打撃が非常に目立ちます。『今日は乗り気じゃないや!』と言わんばかりのムラッ気の多い打撃は、どうしたことか?元・近鉄のラルフ・ブライアントじゃないんですから、4番打者がコレじゃ当然勝てません!

色々と、憤り感の強い『残念な試合』でした。

4/28(日)もまた、阪神戦らしい競った投手戦も制したのは虎!7回の攻防が明暗を分けてしまい、7回表の攻撃では打撃好調の丸山和郁が四球で出塁し、オスナ・村上、そして2本のタイムリー打を放っていたサンタナらクリーンナップに回る絶好のチャンスを迎えるも、得点を焦った首脳陣は丸山和郁に無理に盗塁させて盗塁死!喝!だ。

普段、めったにベンチの采配を批判しないサンケイスポーツですらも批判していた位でしたからね・・・。そして7回裏には、内外野の守備のミスから大山に逆転打を打たれてしまい、2試合続けて1点差負け!

今季、こういった『ハダの差』と言いますか、僅差で負ける試合がとても多いです・・・勝負弱いと言いますか、『あと一息』という惜しい敗戦がね・・・逆に阪神は、こういった試合をことごとくモノにする。『ベンチがアホやから野球が出来へん!』(byエモやん)もいいところで、守備については森岡・松元両守備走塁コーチがキチンと指示せなアカン!まさに『ベンチがアホやから』負けたようなモノでした。

松元ユウイチは昨季、作戦コーチでもサッパリでしたが外野守備走塁コーチになってもサッパリダメじやないか!一体、何処が良くてコーチ就任したんだか?現役時代も正直パッとしない成績だったし・・・当局、この方が長らくコーチになっている理由が分かりません。"ブラジルヤクルト"の営業担当に異動させた方が良いんじゃない?

戦力が乏しいチームなので、ベンチワークがより重要になってくるのですが、肝心要の首脳陣が腑抜けだと当然勝てません。

特にサンタナの緩慢な守備で負け投手となった大西も気の毒でしたが、サンタナは"打"でチームに貢献も、4番の村上はノーヒットだったのも痛いんだよなぁ~。現状だとサンタナ・オスナの方が4番打者らしい数字を残しているので、厳しいですね。


奥歯にモノが挟まった様なイヤ~な試合展開が多い!こりゃ、確かに最下位になるよ・・・。






DeNA・度会の活躍ぶりは色々と考えさせられるものがあるものの、ヤクルトでは過去に"縁故採用"した選手は総じて活躍出来なかったのでむしろ獲得しなくて正解だった?(写真はラミレスJr.とラミレス)