TEL・TELまあじゃん | VBCテレビブログ放送

TEL・TELまあじゃん

今回は、メガドライブ(セガ)の麻雀ゲームを特集!サンソフトから'90年6月8日に5,800円(税別)で発売された2メガビットカートリッジソフトです。

オプションの"メガモデム"と電話回線を繋げば離れた相手と通信対戦プレイが可能だった、国内のテレビゲームソフトとしては初となった機能を取り入れ、シャノワールの名作麻雀ゲーム「麻雀悟空」をベースに、対コンピュータ戦では浅香唯さんやデーモン小暮閣下や渡辺美里さんや工藤静香さんやサンプラザ中野さん"もどき"の『何処かで見た』著名人と対戦する麻雀ゲームでした。

1人プレイでは"昇段試験"も受けられ、麻雀好きのハートをくすぐる要素もありました。

今では別に珍しくも何とも無い通信対戦プレイですが、'90年当時としてはかなり画期的なシステムでした。また、通信対戦でなくともコンピュータとの対戦プレイも可能で「麻雀悟空」同様、バランスの取れた志向ルーチンで麻雀ゲームとしてのクオリティーも上々でした。

しかし、ウリだった通信対戦プレイとなると1局当たりのプレイ時間がカルく1時間近くも掛かってしまう上、その間電話はずーっと通話中状態!イコールそれだけ"電話代"が掛かり続けてしまうという、恐ろしいシステムでした・・・。


画期的なシステムも、『時代を先取りし過ぎた』せいか結局"メガモデム"対応ソフトはさほど多くリリースされず、後に発売された廉価版本体(メガドライブ2)ではメガモデムが接続出来ない仕様となってしまい、セガ自ら通信対戦を打ち止めにしてしまったという。






メガモデムに接続していないと、『モデムが接続されていません』とつれない字幕が・・・。/(C)1990 SUNSOFT






対局画面は至ってノーマル。/(C)1990 SUNSOFT