好景気の時、郊外に"カニ料理店"があった・・・ | VBCテレビブログ放送

好景気の時、郊外に"カニ料理店"があった・・・

当局は苦手ですが、"カニ料理"ってありますよね。食べるのがメンドクサいヤツね。しかし、好きな人はタマらないらしい。

メンドウなのを通り越して、好きなのでしょうね。当局、食べるのに難儀する食べ物は好きでないので残念ながらお気持ちがイマイチ理解出来ませんが、かつて、当地(秋田県)の郊外・・・国道13号線沿いの"民家どころか山以外に何も無い"土地に、かなりデカいカニ料理専門店が存在しておりました。

『かにの蟹はん』なる店名で、大仙市(だいせんし)側から国道13号線を秋田市側へ向かって走らせると、左手側にかなり大きなカニの街灯看板が設置されていて、コレを見ると『もうじき秋田市入りだな』と感じられたという、一種の案内看板みたいな存在でした。

残念ながら当局は一度も立ち寄った事はありませんが、昭和時代に流行った"ドライブイン"的な郊外のレストランという位置付けでしたが、そもそも何も無い郊外の土地に何で『レストランとしては値段がかなり高かったであろう』カニ料理専門店を作ったのか?当時、幾ら"道の駅"の無い時代だったとはいえ、費用対効果を思うと理解に苦しみます。

バブリーな時代故、『何でもアリ』だったんでしょうね・・・。幾ら交通量の多い国道沿いでも、今ではとてもそんな人里離れた郊外の地にカニ料理店なんか作るバカ(失礼・・・)は居ないでしょう。

しかし、人里離れた郊外のカニ料理専門店は、やはり採算が取れなかったかその後は"この店かしや"なる菓子販売店に鞍替えも、やっぱり人里離れた地で菓子販売をやっても採算が取れなかったかこちらも潰れてしまい、ゲームセンター+まんが喫茶店に鞍替えするもやっぱりダメで、現在は材木置き場になり果ててしまいました・・・。


人里離れた郊外にカニ料理店なんて、一体何を考えていたのだろう・・・。バブル最盛期は、別の意味で各経営者の味覚も麻痺していたんでしょうね。






秋田県の国道13号線沿いに存在していた"かにの蟹はん"の巨大看板は、夜になると照明が点く仕様でドライバーにとっては『もうじき秋田市入り』の道標ともなっておりました。(写真はイメージ)