外国人選手8人も居るのは多過ぎなのでは? | VBCテレビブログ放送

外国人選手8人も居るのは多過ぎなのでは?

今季の日本ハムは、シーズン開幕前時点(3月3日現在)でナンと8人もの外国人選手が登録されております(育成契約選手も含む)。

ナンボ何でも多過ぎるのではないでしょうか?

2年連続最下位からの巻き返しを狙うという目論見があるとはいえ、ちょっとやり過ぎと言いますかね・・・当然、全ての外国人選手を常時一軍登録する訳にはいきませんから、代わる代わる一軍登録して起用されるものかとは思いますが、二軍調整を余儀なくされる外国人選手のモチベーション維持が難しくなってくると思います。

外国人選手は慣れない異国の地で短い契約期間内で最高のパフォーマンスを発揮出来ないと、来季以降契約してくれなくなるので、選手によってはかなりナーバスになる向きもあるのかとは思います。それだけに、頻繁に一軍登録→登録抹消を繰り返し続けるだけでも、調子が狂いかねない恐れを抱きます。

ある程度、育成を視野に入れて大量の外国人選手と契約したのならいざ知らず、今季の日本ハムの外国人選手はどれも大枚はたいた即戦力級の"大物"ばかりです。

パトリック・マーフィー 投手→推定年俸1億2,000万円。'23年は3Aで42試合・6勝4敗6S・防御率3.69。

ブライアン・ロドリゲス 投手→推定年俸1億2,000万円。来日7年目。'23年は37試合・1勝7敗・防御率5.09。

アニュラス・ザバラ 投手→推定年俸1億1,000万円。昨季はマイナーで53試合・7勝3敗5S・防御率4.25。

ドリュー・バーヘイゲン 投手→推定年俸3億5,000万円。3年振りのチーム復帰。昨季はカージナルスで60試合・5勝1敗・防御率3.98。

アリエル・マルティネス 捕手→推定年俸1億2,000万円。昨季は119試合・打率.246・15本塁打・66打点。

アンドリュー・スティーブンソン 内野手→推定年俸1億1,000万円。昨季は3Aで16本塁打・44盗塁。マイナー通算183盗塁。

フランミル・レイエス 外野手→推定年俸1億円。メジャー通算548試合・108本塁打。

孫 易磊 投手→推定年俸600万円。育成契約の台湾出身の19歳の右投げ投手。

育成契約の孫 易磊(すん いーれい)投手を除けば、全て億単位の年俸!ちょっと奮発し過ぎなのでは?特に、ロドリゲスは昨季、1勝7敗で億超の年俸とは・・・。ましてや、人数も人数だし・・・これだけの大物になると、怪我以外での二軍調整はチトもったいないですね。

野手は3人全て登録出来そうですが、そうなると一軍登録出来る投手は一人のみ。逆に投手を3人、一軍登録してしまうと、野手は一人しか一軍登録出来ません。


『誰を一軍登録するか?』・・・これまで以上に、外国人選手の好不調を見極める眼力が首脳陣に求められるシーズンになりますね。






台湾の星・孫 易磊投手(写真右)は4年契約で育成選手として獲得も、支配下選手登録までには長い目で見る必要がありそう・・・。/(C)Nippon Television Network Corporation