百鬼夜行(ファミコン版)
懐かしのテレビゲームソフトを紹介するシリーズ!今回は、ファミコンROMカートリッジソフトとして今は無きユースから'89年2月23日に6,200円(税別)で発売された、『誰もが気楽にプレイすることができるでしょう』なコマンド選択方式のRPGを取り上げます。
'87年のタイトル発表から発売まで、当時のファミコンソフトとしては結構な年月を要した問題作!ファミコンのコマンド選択方式のRPGとしては、「星をみるひと」(ホット・ビィ)と並ぶ問題作でした。
ファミコンのRPGでは大変珍しい、時代劇タッチの和風RPGだったのは一見の価値がありましたが、ゲームバランスがモノの見事に破綻しており、誤植がやたらと多いセリフ回しや広大過ぎるマップ画面、やたらと強過ぎる夜間の敵etc・・・天下の「ドラゴンクエスト」(エニックス)や「ファイナルファンタジー」(スクウェア)と対峙するには、あまりにもナニな存在でした。
魑魅魍魎が蔓延る様になった城下町を舞台に、主人公の忍者が情報収集をしつつ仲間(武士・浪人・盗人・商人・山伏・僧侶)を集め、鬼の親玉である百鬼大王を倒すという設定。
当時流行ったパーティープレイ制のRPGにはなっておりましたが、ゲームバランスがかなり悪く、当時はインターネットの攻略サイトどころか攻略本すら一切発売されなかったので、当時のファミッ子はほぼ"ノーヒント"でクリアーしなければなりませんでした。
武器の使い方、パーティーの組み方、ダダッ広い2Dマップや3Dダンジョンの攻略等、折からのゲームバランスの悪さも手伝い難易度の高さだけは一級品!当時、ファミリーコンピュータMagazine(徳間書店・刊)の読者投稿コーナーで『クリアーした時は嬉しさのあまり裸で外に出てはしゃぐ程、興奮した』という投稿がされた位でした。
発売元の"ユース"は、悪名高き「ホッターマンの地底探検」や「バツ&テリー 魔境の鉄人レース」等といったファミコン史に残るクソゲーをリリースしたメーカーとして有名でしたが、後にアダルトゲームメーカーに転向も"あんのじょう"潰れてしまったようですね・・・。

メインとなるマップ画面。余計な画面表示が無くスッキリとしているのは好印象も、次に進むべき方向が全く分からない上、時間の概念があり夜になるとかなり強い敵が登場するのでとてもやっかいです。/(C) 2024 D4Enterprise Co.,Ltd.

戦闘シーンは「ファイナルファンタジー」同様、真横から見たタイプ。これだけだと観やすくて良いのですが・・・。/(C) 2024 D4Enterprise Co.,Ltd.
'87年のタイトル発表から発売まで、当時のファミコンソフトとしては結構な年月を要した問題作!ファミコンのコマンド選択方式のRPGとしては、「星をみるひと」(ホット・ビィ)と並ぶ問題作でした。
ファミコンのRPGでは大変珍しい、時代劇タッチの和風RPGだったのは一見の価値がありましたが、ゲームバランスがモノの見事に破綻しており、誤植がやたらと多いセリフ回しや広大過ぎるマップ画面、やたらと強過ぎる夜間の敵etc・・・天下の「ドラゴンクエスト」(エニックス)や「ファイナルファンタジー」(スクウェア)と対峙するには、あまりにもナニな存在でした。
魑魅魍魎が蔓延る様になった城下町を舞台に、主人公の忍者が情報収集をしつつ仲間(武士・浪人・盗人・商人・山伏・僧侶)を集め、鬼の親玉である百鬼大王を倒すという設定。
当時流行ったパーティープレイ制のRPGにはなっておりましたが、ゲームバランスがかなり悪く、当時はインターネットの攻略サイトどころか攻略本すら一切発売されなかったので、当時のファミッ子はほぼ"ノーヒント"でクリアーしなければなりませんでした。
武器の使い方、パーティーの組み方、ダダッ広い2Dマップや3Dダンジョンの攻略等、折からのゲームバランスの悪さも手伝い難易度の高さだけは一級品!当時、ファミリーコンピュータMagazine(徳間書店・刊)の読者投稿コーナーで『クリアーした時は嬉しさのあまり裸で外に出てはしゃぐ程、興奮した』という投稿がされた位でした。
発売元の"ユース"は、悪名高き「ホッターマンの地底探検」や「バツ&テリー 魔境の鉄人レース」等といったファミコン史に残るクソゲーをリリースしたメーカーとして有名でしたが、後にアダルトゲームメーカーに転向も"あんのじょう"潰れてしまったようですね・・・。

メインとなるマップ画面。余計な画面表示が無くスッキリとしているのは好印象も、次に進むべき方向が全く分からない上、時間の概念があり夜になるとかなり強い敵が登場するのでとてもやっかいです。/(C) 2024 D4Enterprise Co.,Ltd.

戦闘シーンは「ファイナルファンタジー」同様、真横から見たタイプ。これだけだと観やすくて良いのですが・・・。/(C) 2024 D4Enterprise Co.,Ltd.