竹島の日'24 | VBCテレビブログ放送

竹島の日'24

本日、2月22日は"竹島の日"。

島根県北部の日本海に浮かぶ絶海の孤島・竹島は岩で覆われた地ですが、現在は韓国が不法占拠し続けております。

戦後、韓国側が一方的に領有権を主張し、竹島近海が日本の領海であると思い操業された山陰地区の地元漁師が韓国側によって殺害されたり強制連行されたりしたことから、日本人がうかつに竹島付近に近寄れなくなり、その間に韓国の実効支配が突き進み、戦後、日韓間最大の外交問題となり続けております。

しかし、北方領土問題以上に日本国民及び日本政府の関心は極めて低く、竹島問題よりも韓流ブームの方が先走りしている有様であり、日本人の気概は何処へ?という思いを抱きます。

領土問題は猫の額ほどの広さでも絶対に妥協するべきではないとも言われますが、無為策のままタダ同然で他国にブン盗られた領土として、当局は戦後日本外交最大の恥だと思います。

どうせ『人里離れた絶海の孤島だから』・『海底資源も乏しい地の為に諸外国と言い争ってはいけない』・『竹島問題よりも日韓間の経済的利益の方が大事だ』ということなのでしょうが、そういった姿勢は同じく領土問題を抱えるロシア・中国が見逃す筈はありません。

『外交に弱い日本』という姿勢をさらけ出せば、北はロシアが北方領土どころか北海道の領有権を、南は中国が尖閣諸島どころか沖縄を含んだ南西諸島全体の領有権をも主張しだすスキを与える結果になります。

韓国は執拗に戦前の歴史問題を外交キカードとして突き付け続けておりますが、日本側も戦後発生した"竹島問題"を執拗に外交カードとして繰り出す位でないといけないと思います。


地方の過疎化が著しい我が国において、特に国境の離島への関心は益々低く感じます。東京都心だけが日本領土ではありません。もっと地方へ目を向ける施策こそ、ひいては領土問題への日本国民の関心度を上げる一助にもなると思います。






日本固有の領土である竹島(島根県)。日本側の関心度の低さも大問題です。/(C)2008-2024 Japan Business Press Co.,Ltd.