『音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!』の日本テレビ!? | VBCテレビブログ放送

『音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!』の日本テレビ!?

日本テレビは、'24年4月からの土曜日のゴールデン~プライム帯(午後7~11時台)の改編を行い、新たな音楽番組を新設し、午後9時から2枠連続のドラマ枠を放送する旨、発表しました。『"音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!"を合言葉に新しいエンタメをお届けします』としているという。

江成真二・日本テレビコンテンツ戦略局総合編成センター部長は、

『長年皆様に愛していただいている"土曜の夜"に、8時から新音楽番組「with MUSIC」を、9時からは新ドラマ枠を立ち上げます』とし、『土曜よる9時の新ドラマ枠は、これまで10時から放送していたドラマ枠と2枠連続の「土ドラ枠(土ドラ9・土ドラ10)」として、より作品の世界に没入し、テレビドラマというエンタメを心から楽しんでいただけるように準備を進めております。作品の詳細については、発表まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです』とコメント。

これに伴い、『「世界一受けたい授業」は19年半、「1億3000万人のSHOWチャンネル」は前番組の「嵐にしやがれ」から足かけ14年に渡り、多くの皆さまに支えていただき放送を続けてまいりましたが、両番組の終了を決定致しました』と発表。午後7時からの「嗚呼!!みんなの動物園」は4月以降も放送を継続。

土曜午後7時56分から放送する新音楽番組「with MUSIC」のMCは、フリーアナウンサーの有働由美子さんが務める。元NHKアナウンサーの有働さんはNHK在籍中、「紅白歌合戦」の司会を通算7回務め、アーティストとの親交も深く、コンビを組むもう一人のMCは後日発表されるという。

番組では、音楽ライブだけにとどまらず、アーティストや楽曲の魅力を深掘りし、世界に向けて、ジャパニーズポップスの魅力を発信するという。

有働さんは『日本テレビのゴールデン帯で34年ぶりに始まる本格的な音楽番組で、アーティストに寄り添い、アーティストの方が輝く番組で、視聴者の皆さんと音楽と共に楽しい時間を共有したいと思います』と語り、『アーティストの楽曲の魅力やパフォーマンスはもちろん、楽曲を生み出したアーティストの考えていることや世界観などの魅力を合わせて引き出していくことで、より音楽を楽しんでいただけると思います。「with MUSIC」ということで、アーティストの皆さん、音楽を聴いている皆さんと“一緒”になって音楽の魅力を探していく、感じていく番組にできたらと思います』をコメントしている。

有働さんは'18年3月にNHKを退職し、同年10月に「news zero」のメインキャスターに就任。'24年3月で「news zero」を“卒業”すると発表しておりました・・・。

土曜午後9~10時台のドラマ二連荘編成は、既にFBC福井放送でもテレビ朝日系のドラマが二連荘で編成されておりましたが、日本テレビはTBS程連続ドラマのヒット作に恵まれないだけにヘタに失敗すると『3ヶ月、低迷ドラマと付き合い続けなければならない』というハンディを背負うことにもなりかねず、日本テレビにとってはギャンブル性の高い編成になりますね。

"土8"の音楽番組というと、過去にはTBSで「突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100」なる音楽ランキング番組を放送('92年10月~'93年3月)も低視聴率で僅か半年で打ち切られた経緯があり、不安といえば不安ですけどね・・・。


"バラエティーの日本テレビ"というイメージが強いだけに、土曜ゴールデン~プライム帯での音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!編成は果たして吉と出るか凶と出るか?





「news zero」のメインキャスターを務めている有働由美子さん。ニュース番組から音楽番組への司会転向も、吉と出るか凶と出るか?/(C)Nippon Television Network Corporation