サンタクロースの宝箱 | VBCテレビブログ放送

サンタクロースの宝箱

今日は、クリスマス・イブ・・・各地で様々な催しが行われております・・・(本多当一郎調に)

と、いきなりズ古い日本テレビの元・重鎮アナウンサーの名前を出したところで反応も乏しいのでしょうが、今日がクリスマス・イブなのは事実です。そこで今回は、クリスマス・イブらしい雰囲気を味わえるゲームソフトを特集!

今は無きデータイーストから、ファミコン両面ディスクシステムソフトとして'87年12月4日に3,300円(税別)で発売された本作は、タイトルが示す通り『クリスマスを彩る』ツールソフトでした。

ゲームを立ち上げると、アーケードで硬質なゲームを多々リリースしてきたデータイーストらしからぬ、ミタさん(byいかりや長介)ならぬサンタさんが登場するメルヘンチックなタイトル画面が登場!

クリスマスならではのパーティープレイに適したビンゴゲーム、スロットゲーム、ルーレットゲーム、『ポーカーダイス』と題したサイコロの出た目の数を競うミニゲームが収録されております。また、ドッド画ながらサンタさんのドッド画をデザイン出来るイラストモードも。正直、どれも一人でプレイすると速攻でアキるゲームばかりですが、今だと複数人でプレイしてもアクビが出るかもしれません。

本作最大のウリは、ディスクシステムのセーブ機能を活かしたプレイヤーオリジナルのクリスマスカード作成モードで、プレイヤー独自のメッセージを文字入力したり、あらかじめ収録されているBGMの中から1曲を選び、キャラクターも選択してデータセーブした後、お友達へプレゼントすると『世界に1枚のファミコンディスクカード』になるという、当時としては画期的な要素がありました。

スマートフォンが幅を利かせている今となっては全く新鮮では無いものの、発売当時はスマートフォンなんて無かったので当時はコレだけでもクリスマス気分を盛り上げたであろうソフトでした。


が、本作には最大の落とし穴が・・・そうです!ゲームタイトルがゲームタイトルなので、毎年"クリスマス"の時期にしかプレイ出来ない(したくない)ということ!クリスマスの時以外にプレイすると、かなり虚しくなります・・・。






メルヘンチックな印象の強いゲームパッケージ。取扱説明書冒頭の解説文も、ポエム的でかなりメルヘンチックなので気になったらショップへ急げ!/(C) G-MODE Corporation






メッセージ入力画面は全てカタカナ表記なのが時代を感じる・・・。/(C) G-MODE Corporation






収録ミニゲームの1つであるビンゴゲーム。1人でやると限りなくサムい!/(C) G-MODE Corporation