「シティコネクション」がメガドライブへ移植!? | VBCテレビブログ放送

「シティコネクション」がメガドライブへ移植!?

かつてセガから発売されていた、テレビゲーム業界初の16ビットゲーム機・メガドライブ。

日本国内では任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)・スーパーファミコンの後塵を拝し続けましたが、"ジェネシス"の名称で発売された米国では爆発的なヒットをマーク!

新作ソフトのリリースは日本国内では'96年で途絶えてしまいましたが、'23年にも新作のメガドライブソフトがリリースされていたんですねぇ・・・。

'80年代半ばにアーケードゲームとして大ヒットを飛ばし、後にファミコン版もリリースされた「シティコネクション」(発売元・ジャレコ)のメガドライブ版が去る9月27日に8,800円(消費税別)で発売されました!!

オリジナルの発売元のジャレコは消滅してしまいましたが、メガドライブ版の移植を手掛けたHABISOFT(ハビソフト)が株式会社シティコネクションからライセンス許諾を受け、『シティコネクションのアーケード版がメガドライブに移植されていたら……』をコンセプトに企画・開発されたという。

アーケード版のグラフィック、サウンド、面数などを可能な限り移植しつつ、ファミコン版の操作性を取り入れて遊びやすさを重視!

ゲーム設定は、カリフォルニア生まれのスピード狂少女クラリスが自ら改造した"初代ホンダ・シティ"を操り、世界各国のパトカーとのカーチェイスをする・・・というもので、これだけだと単なるカーレースゲームなのか?と思いますが、ゲーム内容は左右スクロールする画面内の全ての道を白く塗り潰すのがクリアー条件という横スクロールの"アクションゲーム"となります。

不定期で現れる風船は、3つ取ると次のラウンドへワープ!どうだい、ワイルドだろぉ~!

左右スクロールする道の上のオイル缶は、パトカー目掛けて投げつける(注・よゐこは真似しちゃメッ!よ)武器ですが、千鳥足でチェッガーフラッグを持っているネコは轢くと1ミス!同じ高さの道路に長く居座り続けていると、道路の下から何故か"トゲ"が出現!国交省、仕事シロ!こちらも触れると1ミスだ。

当然、パトカーに触れても1ミス!プレイヤーが操作するホンダ・シティの走行距離がある程度膨らんでくると、パトカーが「西部警察」の所轄署のパトカーばりに体当たりしてくるので要注意!

舞台となる国はアメリカ、イギリス、フランス、インド、ドイツ、日本ほか。北朝鮮、イラン、イスラエル、ウクライナ等は残念ながら入っておりません。美しい背景に、各国の特徴的な建物や観光スポット等が描かれているのでこちらも要チェック!


ブラジルではメガドライブがまだまだ現役バリバリだし、日本でもまだまだ頑張って本体とソフトをリリースして貰いたいものです。





メガドライブ版のパッケージ。ファミコン版のパッケージを想起させるデザインです。/(C)CITY CONNECTION






画面の至るところに存在している横長の道路を全て白く塗り潰すのが目標!福島第一原発の処理水を『核汚染水』等と言い続ける、かの国も収録!/(C)CITY CONNECTION






元ネタの初代ホンダ・シティ(写真右側の赤い車)。個性的なテレビコマーシャルは鳥山明原作の漫画「Dr.スランプ アラレちゃん」(集英社・刊)でもネタにされた程!/(C) Honda Motor Co., Ltd. and its subsidiaries and affiliates. All Rights Reserved.