岩崎和夫氏、「青春ラジメニア」のパーソナリティーを卒業 | VBCテレビブログ放送

岩崎和夫氏、「青春ラジメニア」のパーソナリティーを卒業

昨年暮れ展開した、当局の独断と偏見による『'22メディア界十大ニュース』で"次点"として用意していたのが、表題の事でした。

ラジオ関西にて'86年から放送され続けている『アニラジ番組の雄』でもある「青春ラジメニア」(~'89年3月迄は「アニメ玉手箱」と題して放送)でパーソナリティーを務めてきた、元・ラジオ関西アナウンサーの『ひねくれ岩ちゃん』こと岩崎和夫氏が、昨年の3月いっぱいで番組を"卒業"されたという。

「アニメ玉手箱」~「青春ラジメニア」は、アニソンをフルコーラスでお送りするアニソンリクエスト番組として人気を博し続けている番組で、モトをたどれば岩崎和夫氏の企画でスタート!

『人気があるだけでは楽曲を流さない』というストイックなアニソン番組でもあり、メインパーソナリティーの岩崎和夫氏は特に平成以降のアーティスト系のアニソンはお気に召されていなかったようで、「るろうに剣心」(フジテレビ系/'96~'98年)の主題歌、JUDY AND MARYの♪そばかす を紹介する際には『「るろうに剣心」ってアニメで流れていた曲』という投げやりな紹介でリスナーから苦情が殺到したことで、後に謝罪したほど。

しゅしゅしゅ(主題歌主題歌している主題歌)が大の好物で、水木一郎さんや堀江美都子さんや子門正人さんといった本場のアニソン歌手をこよなく愛してやまないお方でした。

番組では未だに"おハガキ"及び"ファクシミリ"でリクエストを受け付ける古典的な番組スタイルでしたが、'22年1月1日の放送で岩崎和夫氏が『この30年でアニメもアニソンも変わってきた。ラジメニアも変わらないといけない』と語り、番組降板を決意されたという。

かつては生放送でしたが、現在は金曜午後10時から90分間の録音放送へ。当局もかつて土曜深夜0時から放送されていた時は『頑張って』リアルタイムで聴いていた時代もありましたが、ラジオ関西は韓国KBS(大邱局)との混信がかなり激しく、眠気と共にかなりイライラしたのとアニラジへの関心が次第に薄れていったことから、次第に番組を聴かなくなって幾年月・・・。


岩崎和夫氏はフリーアナウンサーになりましたが、「青春ラジメニア」イコール『ひねくれ岩ちゃん』という印象が強かっただけに、残念な番組降板です・・・。





「青春ラジメニア」で長らくパーソナリティーを担当された岩崎和夫氏(写真左)と南かおりさん。'95年の阪神淡路大震災発生直後の放送では、被災者の安否情報を放送したことも。/(C)ラジオ関西