家族対抗オリンピッククイズ

今回は、懐かしのバラエティー番組を特集!

テレビ朝日系列局にて'79年8月6日から11月12日まで、毎週月曜午後7時から7時30分まで全15回放送されたクイズバラエティー番組でした。

最終的に日本は不参加だった'80年のモスクワオリンピックの協賛を受けて始まり、長門裕之さん(故人)の司会による"視聴者参加型"のクイズ番組でした。

毎回3人1組の一般家族チーム(3組)が"オリンピック・リレー・クイズ"と"オリンピック・ボーナス・クイズ"に挑戦!

ゲストとして、毎回スポーツ選手(主にオリンピック出場者)を招き、優勝チームにはモスクワへのオリンピック観覧旅行をプレゼントしていたという、何とも太っ腹なクイズ番組でした。

ただ、当時真裏では『視聴者参加型クイズ番組の雄』、「クイズ100人に聞きました」(TBS系/'79～'92年)が高視聴率をマークしていたことで視聴率面で伸び悩んだか、番組開始から1ヶ月後の9月17日放送からは芸能人も解答者として出演するようになりました。

主な出演芸能人は(以下敬称略)、初代林家三平、東八郎、マッハ文朱、井上望、あき竹城、秋ひとみほか。

ナレーターが中江真司さん(故人)というのも、なかなかシブいですね。と言いますか、クイズバラエティー番組にしては、カタ過ぎた?


裏番組といい、モスクワオリンピックは日本が不参加だった事といい、色々な意味で『間の悪い番組』だったと思います。今、改めて観るとシンプルそうで結構面白そうですけどね。長門裕之さんの司会というと、音楽番組の「シオノギミュージックフェア」(フジテレビ系)のイメージが強いですが、クイズ番組の司会も観てみたかったものです。






本放送当時の新聞広告より。1人の司会者と3人の女性アシスタントが映っているのが確認出来ると思いますが、今時のクイズ番組では女性アシスタントってあんまり出なくなりましたね。/(C) tv asahi All Rights Reserved.