(新)放送事故ウォッチング~OBS大分放送('84年1月8日)
今ではコンピュータでしっかりとシステム管理が行われていることから、発生回数が激減した"放送事故"。しかしかつては"日常茶飯事"でした。
当局が物心ついた頃だと、頻繁に発生していたので完全なトラウマ・・・放送事故場面に出くわすと、大泣きして母親にしがみついた位でした。
今回から新たに始まったこの企画では当局が経験した放送事故、ネット上で動画公開されている放送事故をジックリと語ります。
初回放送となる今回は、OBS大分放送(TBS系)で'84年1月8日に発生したという放送事故をお送りします。
YouTubeの視聴環境下にある方は、下記のリンク先をご参照頂ければ幸いです。
OBS大分放送の放送事故('84年)
「くらしの泉」なる番組のエンドカードから始まる動画ですが、タイトルロゴ字がとても不安定な書き方で既にこの時点で何となくヤヴァい雰囲気が漂っています。昔のフィルム画面の番組でよくあった♪ポリッ というフィルムの埃?の音もこの後の放送事故を予兆するかの様な狼煙という感を抱きます。
続いて軍艦島を紹介した公共広告機構のCMが流れ、『OBS大分放送テレビジョンです』と男性アナウンサーによる告知が入り、梅の木と共に"OBS"と画面右下に書かれた静止画が流れた後、『姉さん、事件です!』ならぬ『姉さん、放送事故です!』が発生します。
「OBSハイライト~テレビ番組の案内~」なる番宣番組(写真左上※実際はカラー画面)が始まったかと思いきや、
『ロォクチャァンネルデェス、ティ~ビィ~エスゥ』
・・・文字にすると意味不明ですが、告知ナレーションとBGMがおもいッきりスローになっていき、画面もカラーバー表示に(写真右上)。
それでも『最期のあがき』とばかりに、画面下部にナゾの白い横線が映った"真っ暗"な画面(写真左下)で懲りずにまたスローモーに喋る!
『シィンバァングミィ、ニィチィヨォウファミリィドォラァマァ・・・』
と、"スローな遺言"はここまでで、『ドォラァマァ』と言い切る前に早々に『しばらくおまちください』なるモノクロ画面(写真右下)が・・・。
1分ちょっと、『しばらくおまちください』画面が続いた後、ようやく放送再開も番組は『何事も無かったかの如く』「OBSハイライト 終』なるエンドカードが出てきて番組終了!
放送事故としては比較的規模の大きい内容にして1分ちょっとでの復活は、かなり早かったと思います。もしかしたらYouTubeへのご投稿者様が編集された可能性もありましょうが、この『しばらくおまちください』の画面はモノクロ画面なのでカラー放送される前から使用し続けていた画面だったのかと?
『しばらくおまちください』と画面中央に書かれた文字の両隣の何とも言えない、独特の"枠"が印象的です。
音声の再生がスローになっていったのは、テープの回転速度が遅くなっていったからなのでしょうが、要は再生デッキの故障だったんでしょうね・・・。当地のABS秋田放送(日本テレビ系)も放送事故率が高かったものの、こういった放送事故はありませんでした。
夜とか就寝前だと"トラウマ"になりかねないので、これからYoutube等でご覧になられる方は、十分ご注意下さい。
では皆様、ジィカァイモォオタァノォシミィクゥダァサァ『しばらくおまちください』

OBS大分放送の放送事故画面。当局的には画面左下が一番コワい!/Copyright(C)1997-2021, Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.
当局が物心ついた頃だと、頻繁に発生していたので完全なトラウマ・・・放送事故場面に出くわすと、大泣きして母親にしがみついた位でした。
今回から新たに始まったこの企画では当局が経験した放送事故、ネット上で動画公開されている放送事故をジックリと語ります。
初回放送となる今回は、OBS大分放送(TBS系)で'84年1月8日に発生したという放送事故をお送りします。
YouTubeの視聴環境下にある方は、下記のリンク先をご参照頂ければ幸いです。
OBS大分放送の放送事故('84年)
「くらしの泉」なる番組のエンドカードから始まる動画ですが、タイトルロゴ字がとても不安定な書き方で既にこの時点で何となくヤヴァい雰囲気が漂っています。昔のフィルム画面の番組でよくあった♪ポリッ というフィルムの埃?の音もこの後の放送事故を予兆するかの様な狼煙という感を抱きます。
続いて軍艦島を紹介した公共広告機構のCMが流れ、『OBS大分放送テレビジョンです』と男性アナウンサーによる告知が入り、梅の木と共に"OBS"と画面右下に書かれた静止画が流れた後、『姉さん、事件です!』ならぬ『姉さん、放送事故です!』が発生します。
「OBSハイライト~テレビ番組の案内~」なる番宣番組(写真左上※実際はカラー画面)が始まったかと思いきや、
『ロォクチャァンネルデェス、ティ~ビィ~エスゥ』
・・・文字にすると意味不明ですが、告知ナレーションとBGMがおもいッきりスローになっていき、画面もカラーバー表示に(写真右上)。
それでも『最期のあがき』とばかりに、画面下部にナゾの白い横線が映った"真っ暗"な画面(写真左下)で懲りずにまたスローモーに喋る!
『シィンバァングミィ、ニィチィヨォウファミリィドォラァマァ・・・』
と、"スローな遺言"はここまでで、『ドォラァマァ』と言い切る前に早々に『しばらくおまちください』なるモノクロ画面(写真右下)が・・・。
1分ちょっと、『しばらくおまちください』画面が続いた後、ようやく放送再開も番組は『何事も無かったかの如く』「OBSハイライト 終』なるエンドカードが出てきて番組終了!
放送事故としては比較的規模の大きい内容にして1分ちょっとでの復活は、かなり早かったと思います。もしかしたらYouTubeへのご投稿者様が編集された可能性もありましょうが、この『しばらくおまちください』の画面はモノクロ画面なのでカラー放送される前から使用し続けていた画面だったのかと?
『しばらくおまちください』と画面中央に書かれた文字の両隣の何とも言えない、独特の"枠"が印象的です。
音声の再生がスローになっていったのは、テープの回転速度が遅くなっていったからなのでしょうが、要は再生デッキの故障だったんでしょうね・・・。当地のABS秋田放送(日本テレビ系)も放送事故率が高かったものの、こういった放送事故はありませんでした。
夜とか就寝前だと"トラウマ"になりかねないので、これからYoutube等でご覧になられる方は、十分ご注意下さい。
では皆様、ジィカァイモォオタァノォシミィクゥダァサァ『しばらくおまちください』

OBS大分放送の放送事故画面。当局的には画面左下が一番コワい!/Copyright(C)1997-2021, Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.