ゴールデン・ショー ビクター夢のスタジオ

TBS系にて'65年10月1日から'66年4月29日まで毎週金曜午後7時30分から8時まで放送された音楽番組を特集!

タイトルが示す通り日本ビクター(現・JVCケンウッド)の協賛番組で、久保浩さんと小川知子さんの司会でお送りしていた音楽番組でした。

当時流行していたレコード会社協賛番組であり、ビクター専属の歌手達が出演していたという。

単なる歌の披露のみに終始せずに、歌手の持ち味を生かしたコントやかくし芸、持ち歌の交換企画といったバラエティ番組的な要素も入れ、放送第1回目は『前夜祭』と称して放送されたという。

音楽番組にちょっとしたコント等を取り入れる演出は後の音楽番組の代表的な演出方法でもありましたが、近年の音楽番組ではコントとかやらなくなってしまいましたね・・・。

昔の歌手は、ただ単に歌うだけではなくて時としてコントもやらなければならなかったという。それだけマルチな活動も求められていたとも言えましょう。ただ、それでも歌一本槍な歌手も居ましたけどね。

小川知子さんの司会というのも今となってはシブいですね。ただ、今となってはどうしても"幸福の科学"のイメージが強いですが・・・。小川知子さんというと、初代・ダイハツシャルマンのイメージキャラクターでもありました。

今はこういった企業名が出てくる番組も激減してしまいましたね。ビクターもそれだけ羽振りが良かったのでしょう。今だと30分尺の一社提供による音楽番組というと「シオノギミュージックフェア」(フジテレビ系)が代表例ですが、午後7時台の30分尺の音楽番組というのはレアですね。つくづく良い時代だったと言いますか・・・。


ビクターというと、どうしても"VHS"のイメージですけどね。

ビクター犬。結構この設定(亡きご主人のレコードを聴く犬)、涙が出ます。動物モノは弱い。/(C)VICTOR