名悪役列伝～田中浩
今ではすっかり見掛けなくなってしまった(泣)貫禄ある悪役を語るシリーズ。
とうとう大物悪役が登場です。お待たせ致しました!田中浩さんです!!!
恰幅の良い体格、長いモミアゲ、デカくて日焼けした顔、ドスの利いた低音ヴォイス・・・どこから見ても"大物悪役"の貫禄が漂っていました。こういった悪役は今のテレビ・映画界には皆無です(泣)
ブラウン管に映っただけで『今回はどんな悪さをしてくれるんだろうか?』という、言いようの無いワクワク感はどうだ?
基本的に『殺せ!』・・・コレ!この3文字が似合う!『消せ!』とか『やれ!』じゃないんだな。貫禄があり過ぎて二文字じゃ足りない!三文字揃って初めて"田中浩ワールド"が始まるんです!
悪役一辺倒ではなかったのも"田中浩ワールド"のポイントで、悪役なのかと思いきや実は"正義の味方"だったりしたというドンデン返しも。「ジャッカー電撃隊」(テレビ朝日系/'77年)では"国際科学特捜隊日本支部長官"なる、ジャッカー電撃隊の指揮官役だったり、「スケバン刑事Ⅲ」(フジテレビ系/'86～'87年)では主人公・風間唯(演・浅香唯)の"育ての親"の帯庵和尚役だったり、挙句の果ては「あなたのワイドショー」(日本テレビ系/'73～'77年)では金曜日のレギュラー司会を務めたり・・・。
アレだけ貫禄のある"悪役の中の悪役"が、どうやってワイドショー番組の司会を務めていたのか?是非とも観てみたかったものです。(恐らくもうマスター映像素材は現存していないでしょうが)
悪役・田中浩しか知らない当局が観たら、腰抜かすかもしれませんね。例えば、殺人事件の特集とかやったら、内心『お前が殺したんじゃないのか?』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
あと、丸大ハムのコマーシャル!子役と共演してアウトドアー的な事をした上でハムを食う・・・という演出で、小林清志さんのナレーションでしたが『わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい』のキャッチコピーがあまりにも有名でした。当地(秋田県)では、ABS秋田放送(日本テレビ系)でよく平日午後6時50分から7時の間に流れていました(泣)
今、このコマーシャルを観たら、内心『ホントは最後に子供を殺す気なんだろ!』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
'71年にはトヨタクラウンのコマーシャルも担当されたそうですが、記憶に無い(泣)トヨタクラウンというと、故・山村聰さんの印象があまりにも強過ぎて・・・。"クジラクラウン"と称されセールス的に一番売れなかった型だったからか(泣)刑事ドラマではよく観た型でしたけどね・・・。
今、このコマーシャルを観たら、内心『その車でサツ(警察)の手から逃走する気なんだろ!』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
とにかくブラウン管に出てくると、殺人犯特有の匂いが感じられました。今風の言葉で言うと"肉食系悪役"でしょうか。自らが殺す場合もあるし、部下に指図して殺させる場合もある・・・。
ヤクザの親分、時代劇の悪代官等、"悪役の中の悪役の中の悪役"として故・南原宏治さんと向こうを張っていたという。
一度「G MEN '75」(TBS系/'75～'82年)でオネェ系の美容師役で出られた時は、腰を抜かしました(最後はやっぱり犯人役)しかしこれも"田中浩ワールド"なんですよね・・・。
"悪役人間国宝"として国・・・いや、組関係者から山吹色の菓子が贈呈されても過言ではない偉大なお方でしたが、'93年1月2日に五木ひろしさんの舞台公演中に心筋梗塞で倒れ、59歳の若さで旅立たれてしまったというのはあまりにも早過ぎました!
こういった人材こそ、今のテレビ・映画界に欲しいんだけどねぇ・・・(泣)
故・田中浩さん。既にこの写真だけでも"何かしでかしそうな"貫禄です。一瞬、「どっかにゴルフクラブとか無いか?ゴルフクラブで殺るんじゃないか?』と身構えてしまった・・・。
とうとう大物悪役が登場です。お待たせ致しました!田中浩さんです!!!
恰幅の良い体格、長いモミアゲ、デカくて日焼けした顔、ドスの利いた低音ヴォイス・・・どこから見ても"大物悪役"の貫禄が漂っていました。こういった悪役は今のテレビ・映画界には皆無です(泣)
ブラウン管に映っただけで『今回はどんな悪さをしてくれるんだろうか?』という、言いようの無いワクワク感はどうだ?
基本的に『殺せ!』・・・コレ!この3文字が似合う!『消せ!』とか『やれ!』じゃないんだな。貫禄があり過ぎて二文字じゃ足りない!三文字揃って初めて"田中浩ワールド"が始まるんです!
悪役一辺倒ではなかったのも"田中浩ワールド"のポイントで、悪役なのかと思いきや実は"正義の味方"だったりしたというドンデン返しも。「ジャッカー電撃隊」(テレビ朝日系/'77年)では"国際科学特捜隊日本支部長官"なる、ジャッカー電撃隊の指揮官役だったり、「スケバン刑事Ⅲ」(フジテレビ系/'86～'87年)では主人公・風間唯(演・浅香唯)の"育ての親"の帯庵和尚役だったり、挙句の果ては「あなたのワイドショー」(日本テレビ系/'73～'77年)では金曜日のレギュラー司会を務めたり・・・。
アレだけ貫禄のある"悪役の中の悪役"が、どうやってワイドショー番組の司会を務めていたのか?是非とも観てみたかったものです。(恐らくもうマスター映像素材は現存していないでしょうが)
悪役・田中浩しか知らない当局が観たら、腰抜かすかもしれませんね。例えば、殺人事件の特集とかやったら、内心『お前が殺したんじゃないのか?』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
あと、丸大ハムのコマーシャル!子役と共演してアウトドアー的な事をした上でハムを食う・・・という演出で、小林清志さんのナレーションでしたが『わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい』のキャッチコピーがあまりにも有名でした。当地(秋田県)では、ABS秋田放送(日本テレビ系)でよく平日午後6時50分から7時の間に流れていました(泣)
今、このコマーシャルを観たら、内心『ホントは最後に子供を殺す気なんだろ!』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
'71年にはトヨタクラウンのコマーシャルも担当されたそうですが、記憶に無い(泣)トヨタクラウンというと、故・山村聰さんの印象があまりにも強過ぎて・・・。"クジラクラウン"と称されセールス的に一番売れなかった型だったからか(泣)刑事ドラマではよく観た型でしたけどね・・・。
今、このコマーシャルを観たら、内心『その車でサツ(警察)の手から逃走する気なんだろ!』等とツッコミたくなる衝動に駆られるかもしれません(笑)
とにかくブラウン管に出てくると、殺人犯特有の匂いが感じられました。今風の言葉で言うと"肉食系悪役"でしょうか。自らが殺す場合もあるし、部下に指図して殺させる場合もある・・・。
ヤクザの親分、時代劇の悪代官等、"悪役の中の悪役の中の悪役"として故・南原宏治さんと向こうを張っていたという。
一度「G MEN '75」(TBS系/'75～'82年)でオネェ系の美容師役で出られた時は、腰を抜かしました(最後はやっぱり犯人役)しかしこれも"田中浩ワールド"なんですよね・・・。
"悪役人間国宝"として国・・・いや、組関係者から山吹色の菓子が贈呈されても過言ではない偉大なお方でしたが、'93年1月2日に五木ひろしさんの舞台公演中に心筋梗塞で倒れ、59歳の若さで旅立たれてしまったというのはあまりにも早過ぎました!
こういった人材こそ、今のテレビ・映画界に欲しいんだけどねぇ・・・(泣)
故・田中浩さん。既にこの写真だけでも"何かしでかしそうな"貫禄です。一瞬、「どっかにゴルフクラブとか無いか?ゴルフクラブで殺るんじゃないか?』と身構えてしまった・・・。