星の子チョビン | VBCテレビブログ放送

星の子チョビン

TBS系にて'74年4月5日から9月27日迄、全26話が毎週金曜午後7時30分から8時迄放送された、故・石森章太郎先生原作作品のアニメを特集!演出はりん・たろう氏!アニメーション制作はスタジオ・ゼロで、同社にとっては最後に制作した制作したテレビアニメともなりました。

放送と同時に週刊少女フレンド(講談社・刊)にて漫画版も連載されました。アノ"ナベプロ"こと、渡辺プロダクションがアニメ製作に初めて関わった作品でもあり、同プロ所属の藍美代子さんが主題歌を歌い、当時国民的歌手だった天地真理さんがナレーションを担当していました!

悪党ブルンガ(声・大木民雄)によって妖精の星フェアリー・スターが乗っ取られ、その星の王子チョビン(声・白石冬美)は母親であるエクレア王妃(声・増山江威子)と共に脱出星から脱出します。

避難途中に母と生き別れとなったチョビンでしたが、地球のトンカラ森に辿り着き、少女ルリ(声・岡本茉利)の家に住むことになります。

小さな体のチョビンは森の動物たちと共に母親を見つけだし、父から託された"星のしずく"をフェアリー・スターに持ち帰り、故郷の平和を取り戻そうと懸命にブルンガの放つ刺客に立ち向かっていきます。

主なキャストは以下のとおり。(敬称略)

・天川博士(声・八木光生)
・クマンどん(声・富田耕生)
・うさタン(声・山田康雄)
・アカベエ(声・永井一郎)
・ケロ(声・丸山裕子)
・ふくろう(声・八奈見乗児)
・サギリ(声・平井道子)
・レーダーこうもり(声・立壁和也/現・たてかべ和也)

ほか。ナレーションの天地真理さんは、毎回タイトルクレジット部分で顔写真のみで登場し、優しい言葉で視聴者を本編へと導入していました。最終回では、チョビンとエクレアが地球を離れる時、次のナレーションで番組を締め括ったという。

「星の子チョビン」のお話はこれでおしまいよ。
さあ、みんなもチョビン君にさよならを言いましょう。
さよなら。
さよなら。
さよなら・・・・・・。

たった数行のセリフでしたが、当時はコレだけでも相当な話題になったことでしょうね。本編で喋ったのは最終回のみだったという。当時、殺人的なハードスケジュールであっただろうだけに僅か数行のアフレコだけでも時間確保が大変だったことでしょう。


後番組はABC朝日放送制作の「霊感ヤマカン第六感」。当時のアニメとしては短い話数から、視聴率的には振るわなかったか?





星の子チャビン

故・石森章太郎作品では比較的マイナーな部類に属するかも?顔に脚だけのキャラクターが印象的。母親に似てないなぁ。/(C)石森プロ/スタジオ・ゼロ








オープニングテーマ曲より。(一部携帯電話からはご視聴出来ません。動画配信終了の場合があります)作詞が故・石森章太郎先生自ら手掛け、作曲が平尾昌晃氏!当局、懐かし過ぎて涙が出ました(泣)小学生の時、AKT秋田テレビ(フジ系)にて平日朝7時半から再放送やってたので。「めざましテレビ」なんかよりもずっといい・・・。(と言っても今やられても通勤時間で観れませんが)/(C)石森プロ/スタジオ・ゼロ