何が「ドラマ派宣言!」だったのか? | VBCテレビブログ放送

何が「ドラマ派宣言!」だったのか?

ご当地ネタで誠に申し訳ないのですが、当地(秋田県)の民放3局目・AAB秋田朝日放送('92年10月開局/テレビ朝日系)では、開局から'97年3月迄(月)~(木)午後5時から5時55分迄

「ドラマ派宣言!」

と題した刑事ドラマ専門の帯ドラマ枠が存在しました。

後に(月)~(金)午後3時から3時55分枠へ移動となり、知らぬ間に「ドラマ派宣言!」の名称は自然消滅しました。

第一弾は「私鉄沿線97分署」。秋田県では日本テレビ系のABS秋田放送で1日と2時間遅れで月曜午後10時からスポンサードネットされていた刑事ドラマを持ってきました。

その後もキー局(テレビ朝日系)の刑事ドラマを矢継ぎ早に放送していきました。

・ベイシティ刑事

・はぐれ刑事純情派シリーズ

・さすらい刑事旅情編シリーズ

・裏刑事-URADEKA-

ほか。秋田県では未ネットだった「特命刑事ザ・コップ」('85年)とかもやって欲しかったのですが・・・(泣)

不思議だったのは「はぐれ刑事純情派」の再放送時は、週の半ばから始めた場合必ずその週だけで放送終了し、次週より別番組へ切り替えられたこと!

例えば火曜日から始めた場合、その週のみの放送で翌週になると別番組が始まってしまうという。

当時飛ぶ鳥落とす勢いで高視聴率をマークしていた「はぐれ刑事純情派」も、AAB秋田朝日放送にかかると単なる穴埋め番組扱いになるという(泣)

開局前に発行されたタイムテーブル表によると

ドラマ派宣言!~「代表取締役刑事」・「ゴリラ・警視庁捜査第八班」など

と掲載されていましたが、「ゴリラ」は今もって放送されていません(泣)

その後この枠で'97年3月から「ANNスーパーJチャンネル」が放送されることになり、(月)~(金)午後3時からの帯ドラマ枠と統合されました。

この帯ドラマ枠では'92年10月開局時点から設けられていた帯ドラマ枠でしたが、当初「必殺」シリーズを放送も、'95年4月から「特捜最前線」が始まり、その後「G MEN '75」(TBS系/152話迄)と立て続けに渋い刑事ドラマを放送していた枠でした。

「ドラマ派宣言!」が枠移動後も、引き続き「刑事貴族」シリーズ・「あぶない刑事」シリーズ・「太陽にほえろ!」(マカロニ刑事編のみ)・「はだかの刑事」といった日本テレビ系の刑事ドラマや、「西部警察」シリーズ等刑事ドラマが矢継ぎ早に放送されていきました。

当時隣県のテレビ朝日系列局の帯ドラマ枠では、判で押した様に「はぐれ刑事純情派」シリーズの再放送ばかりやっていたのに対して、AAB秋田朝日放送における「はぐれ刑事純情派」の放送は、逆に高校野球中継の中止もしくは早終了の場合の代替番組程度でしかやらなかったのが凄かった・・・。

しかし'00年代に入ると経費削減なのかネタ切れなのか、他局系列の刑事ドラマはまったくやらなくなってしまい、やっぱり「はぐれ刑事純情派」シリーズの再放送ばかりになってしまいました。

そして「ドラマ派宣言!」のタイトルも自然消滅に。

しかし一体「ドラマ派宣言!」ってどういった宣言だったのか?(笑)


次回予告をバッサリカットするのが「ドラマ派宣言!」だったのか?(泣)






「ドラマ派宣言!」枠でも放送された「ベイシティ刑事」のオープニングより。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)次回予告がバッサリカットされてしまったのは残念無念!今は平日17時台は皆ニュース枠なのでツマらない!1局位ドラマの再放送枠でも良いと思う。/(C)東映






「裏刑事-URADEKA-」のオープニングテーマより。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)オープニング映像には一瞬サックス奏者が映るので、男性かと思っていたら女性だったのね・・・。朝本千可さんが演奏されていました。






「西部警察PARTⅢ」のオープニングより。(一部携帯電話からは御視聴頂けません。尚動画削除の際はご容赦下さい。)こういった作品はもっと再放送して欲しいですね。今時のヤワい刑事ドラマなんかよりはよっぽどいい。/(C)石原プロ