こてんぐテン丸
フジ系にて'83年5月26日から10月27日迄全19話が毎週木曜午後7時から7時30分迄放送されたアニメ。かぶと虫太郎原作の漫画をアニメ化したものでした。「スペースコブラ」の後番組。
有名同人サークル・作画グループ出身作家作品の初のアニメ化作品で、ダジャレなどのギャグが毎回飛び交う、ひたすら明るい妖怪アニメでした。「おジャ魔女どれみ」シリーズ(ABC系/'99~'03年)で人気を博した佐藤順一氏の演出デビュー作品でもありました。
人間世界の裏側には、妖怪の国がありました。その妖怪国は、三千年もの間、天狗大王(声・柴田秀勝)に治められていました。大王の独り息子、子天狗テン丸(声・藤田淑子)
はおっちょこちょいの暴れん坊。年に一度の妖怪祭りの晩に、人目を盗んで冒険をしました。
「立ち入り禁止!」のおそれ山に臆病な子ガラス天狗のクロ(声・松島みのり)を連れて侵入しました。おそれ山は凶悪妖怪百八匹を閉じ込めた妖怪国刑務所でした。
それとは知らないテン丸はカワイ子ちゃんに化けた妖怪に騙されて囚人共を逃してしまう。百八匹の脱獄囚はひと暴れした後、天狗大王に捕らわれのを恐れて、人間世界に逃げ込んでしまう。怒ったのは天狗大王。テン丸の得意の鼻を折って、怒鳴りました。
「人間世界に行って、妖怪共を退治して来い!見事退治するまでは、許さん!」
ところが、大王の見幕に敗れているようなテン丸ではありませんでした。「退治して来りゃ、文句ねぇんだろ!」と反論して行動を開始!大王は、それを見て、妖怪退治の七つ道具を与えクロに供を命じて、テン丸を旅立たせました。
かくして、テン丸は人間世界で、喰い気とカワイ子ちゃんへの誘惑に耐えて、凶悪妖怪共と戦う事になりました。
その他の主なキャストはヨーコ(声・安田あきえ)、がんばり入道(声・大竹宏)、ぼろがっぱ(声・千葉繁)、脂すまし(声・鈴木清信)、おばあちゃん(声・鈴木れい子)ほか。
本作は極度の視聴率不振で僅か19話で打ち切り。原作のエピソードを全てアニメ化出来ずに物語半ばで終了してしまいました。
それもその筈、この放送枠は長期に渡ってSFアニメが放送され、妖怪アニメは馴染みが薄かったのか視聴者が軒並み離れたのが打ち切りの最大の原因となりました。また裏番組には「クイズタイムショック」(テレビ朝日系/'69~'86年)や、「ときめきトゥナイト」(日本テレビ系/'82~'83年)やプロ野球中継があった事も打ち切りへの追い打ちとなりました(泣)
更に追い討ちを掛けるべく、ローカルセールス枠であった為民放チャンネル数の少ない地域のフジ系列局では別番組に差し替えられたケースも多々有りました。
かくゆう当地のフジ系・AKT秋田テレビでは同枠で「クイズタイムショック」を同時ネットしていた為1度たりとも放送されませんでしたが、当時AKT秋田テレビが改編毎に発行していた"アニメカレンダー"にはタイトルとイラストだけ掲載されていました。
主題歌レコードジャケットより。「ゲゲゲの鬼太郎」に続けなかった悲運の作品(泣)/(C)かぶと虫太郎・東映アニメーション
主題歌♪おいらテン丸 より。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)歌は藤田淑子さん!作曲は小林亜星氏!/(C)かぶと虫太郎・東映アニメーション
有名同人サークル・作画グループ出身作家作品の初のアニメ化作品で、ダジャレなどのギャグが毎回飛び交う、ひたすら明るい妖怪アニメでした。「おジャ魔女どれみ」シリーズ(ABC系/'99~'03年)で人気を博した佐藤順一氏の演出デビュー作品でもありました。
人間世界の裏側には、妖怪の国がありました。その妖怪国は、三千年もの間、天狗大王(声・柴田秀勝)に治められていました。大王の独り息子、子天狗テン丸(声・藤田淑子)
はおっちょこちょいの暴れん坊。年に一度の妖怪祭りの晩に、人目を盗んで冒険をしました。
「立ち入り禁止!」のおそれ山に臆病な子ガラス天狗のクロ(声・松島みのり)を連れて侵入しました。おそれ山は凶悪妖怪百八匹を閉じ込めた妖怪国刑務所でした。
それとは知らないテン丸はカワイ子ちゃんに化けた妖怪に騙されて囚人共を逃してしまう。百八匹の脱獄囚はひと暴れした後、天狗大王に捕らわれのを恐れて、人間世界に逃げ込んでしまう。怒ったのは天狗大王。テン丸の得意の鼻を折って、怒鳴りました。
「人間世界に行って、妖怪共を退治して来い!見事退治するまでは、許さん!」
ところが、大王の見幕に敗れているようなテン丸ではありませんでした。「退治して来りゃ、文句ねぇんだろ!」と反論して行動を開始!大王は、それを見て、妖怪退治の七つ道具を与えクロに供を命じて、テン丸を旅立たせました。
かくして、テン丸は人間世界で、喰い気とカワイ子ちゃんへの誘惑に耐えて、凶悪妖怪共と戦う事になりました。
その他の主なキャストはヨーコ(声・安田あきえ)、がんばり入道(声・大竹宏)、ぼろがっぱ(声・千葉繁)、脂すまし(声・鈴木清信)、おばあちゃん(声・鈴木れい子)ほか。
本作は極度の視聴率不振で僅か19話で打ち切り。原作のエピソードを全てアニメ化出来ずに物語半ばで終了してしまいました。
それもその筈、この放送枠は長期に渡ってSFアニメが放送され、妖怪アニメは馴染みが薄かったのか視聴者が軒並み離れたのが打ち切りの最大の原因となりました。また裏番組には「クイズタイムショック」(テレビ朝日系/'69~'86年)や、「ときめきトゥナイト」(日本テレビ系/'82~'83年)やプロ野球中継があった事も打ち切りへの追い打ちとなりました(泣)
更に追い討ちを掛けるべく、ローカルセールス枠であった為民放チャンネル数の少ない地域のフジ系列局では別番組に差し替えられたケースも多々有りました。
かくゆう当地のフジ系・AKT秋田テレビでは同枠で「クイズタイムショック」を同時ネットしていた為1度たりとも放送されませんでしたが、当時AKT秋田テレビが改編毎に発行していた"アニメカレンダー"にはタイトルとイラストだけ掲載されていました。
主題歌レコードジャケットより。「ゲゲゲの鬼太郎」に続けなかった悲運の作品(泣)/(C)かぶと虫太郎・東映アニメーション
主題歌♪おいらテン丸 より。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)歌は藤田淑子さん!作曲は小林亜星氏!/(C)かぶと虫太郎・東映アニメーション
