総理と呼ばないで
フジ系にて'97年4月8日から6月17日迄毎週火曜午後9時から9時54分迄全11話(当初予定では全12話)が放送された「古畑任三郎」シリーズでメジャーになった三谷幸喜氏の脚本によるドラマ!三谷氏は「政治ドラマは当たらない」というジンクスを打破すべく制作したという。
無能で性格も最悪で、支持率が1.8%まで低迷していた総理大臣は、次の官房長官を決めなければならない事態に直面していた。支持率が低いために、内閣不信任決議が提出されれば、可決されそうな危機にせまった。もともと予算を通すためだけの内閣で、解散総選挙に出ても敗北は明らかであり、下野は時間の問題であった。しかし、明白な落ち度がないため、野党から内閣不信任決議が出される口実がないままであった。総理大臣以下スタッフは何としてでも、汚点を出さないように奔走する・・・。
・内閣総理大臣(演・田村正和)→史上最悪の内閣総理大臣。支持率は5パーセントを下回り、最終的に0.05パーセントまで落ちる(泣)疑獄事件で総理候補が根こそぎ失脚した後だった為、汚職に無縁という理由だけで総理大臣に選ばれた。総理大臣としての目標は「総理大臣就任最短期間記録を超すこと」。政治家としても人間としても無能で、家族や部下含め全国民から嫌われている有様(笑)性格は我侭・気まぐれ・意地っ張りで、あらゆる面でスケールが小さい。
・内閣官房長官(演・筒井道隆)→政治学を勉強する20代の大学院生。家庭教師アルバイトの口を捜す掲示板を首席秘書官が見かけたことをきっかけに総理の娘の家庭教師として依頼される。家庭教師の面接のために官邸を訪問した際、話題性のために成り行きで現役大学院生にも関わらず官房長官に就任させられる。言動は青臭く不正を嫌い正論を吐くために、官邸スタッフから煙たがれることもあるが、政界の人間には浮かばない考え方が出来る。
・副総理(演・藤村俊二)→昼間はほとんど眠っているが、夜になると活発に仕事に取り組む。好々爺とした人物で、誰に対しても穏やかな態度で接している。総理の信頼が厚く、彼も副総理に対しては敬語で接している。不人気内閣で人手不足のため外務大臣と農林水産大臣も兼務しているが基本的に副総理と呼ばれており、本人も兼任していることを忘れてしまっていることさえある。老齢のため、副総理就任前は引退も考えていたが、総理が彼に最後に一花咲かせてやろうと思ったことから登用される。「ぼんくら副総理」を自認しているが、「人を見る目だけは確か」らしい。普段は呑気で失敗をすることもあるが、総理や官房長官には時々助言をし、それが重要なアドバイスになることもある。総理が不在の際には内閣の面々を統率する場面も見られる。総理と同郷で、総理のことは彼の父親が現役時代から知っている。
・首席補佐官(演・小林勝也)→総理の元秘書。強面で声が大きい。首相補佐官が正式なポストではない為、官邸での居場所がない。総理の父親の代から秘書をやっており、総理令嬢のことも小さい頃からよく知っている。総理にとても忠実で、彼のことはどこまでも支持する男だが、結果的に総理が退陣に追い込まれるきっかけを作った張本人となってしまう。
・内閣官房事務副長官(演・仲本工事)→全国官僚のトップ。冷静で冷徹な判断、提案をするものの、結局は総理や取り巻きのペースに乗せられてしまうことが多々ある。聞かれた質問に対しては常に正確なデータを返してくる。自分たち官僚が国を動かしているという自負がある一方、そのことに少し懐疑的な考えも持っている。
・内閣官房政務副長官(演・田山涼成)→良いのは視力だけという無能副長官(泣)副長官である自分を差し置いてポストに就いた官房長官のことを快く思っていない。支持率が0.05パーセントまで下がったとき、その支持率調査に街頭でたまたま遭遇し、「総理を支持する」と答えた唯一の人物。官房長官に昇格するのが夢。官房長官の罷免により、数日だけ官房長官の椅子を手に入れた。
・内閣官房首席参事官(演・青柳文太郎)→内閣官房の事務的な仕事を担う参事官。青年官房長官には従順で優しく接する。汗かきで常にハンカチで顔を拭っている。官房長官が罷免され官邸を去る際、「内閣官房」の文字が彫られた筆記用具一式を記念にプレゼントする気配りを見せた。
・首席秘書官(演・西村雅彦)→現内閣を支える首相秘書官。非常に有能で、この内閣は自分と官邸事務所秘書係主任だけでもっていると自認している。総理の失態のカバーと支持率のアップに奔走し、周囲には事の大小を問わず頼られ的確に指示をする。総理夫人に淡い恋心を抱く。総理の推薦により、新総理の下でも首席秘書官を務めることになる。
・官邸事務所秘書係主任(演・戸田恵子)→首席秘書官と共に内閣を支える。総理夫人の学生時代の先輩で、彼女に対して憎まれ口をよく叩くが、総理一家には忠実。首席秘書官に想いを抱くようになる。語学堪能で通訳を担当。
・事務秘書官(演・郷田ほづみ)→一応官邸のメンバーではあるが大蔵省からの出向なので、総理のことなどどうでも良いと考えている。その為総理と官房長官に対しては度々陰口と嫌味を言っている。記者の知り合いが居て報道・通信関係の業務をこなす。
・総理夫人(演・鈴木保奈美)→我侭な史上最悪のファーストレディ(泣)秘書係主任の学生時代の後輩。オヤジ好きである。自由奔放に周囲を振り回しながらも、実際は総理夫人という立場ゆえの寂しさを味わっている。総理とは1ヶ月間口を利かなかったこともあり、日常的にお互い直接口をきくことを避けようとする。間男と不倫し家出したが、問題が解決した後は夫婦関係は大分改善された。
・総理令嬢(演・佐藤藍子)→浪人生。総理とその前妻との間に生まれ、総理夫人との血縁はない。快活な性格で、総理家族の中では一番の常識人。総理との仲は良い。来年成人式を迎える。女優を志しており、劇団へろへろ共和国に所属し練習に打ち込むが、総理は快く思っていない。
他にもメイド(演・鶴田真由)、官邸使用人頭(演・小松政夫)、賄いさん(演・松金よね子)、世話人(演・篠井英介)、画伯(演・小林隆)、 SPキャップ(演・二瓶正也)、国対委員長(演・佐々木勝彦)、前官房長官(演・森富士夫)、冒険家(演・内藤剛志)、劇団へろへろ共和国座長(演・小原雅人)、間男(演・風間杜夫)、新総理(演・唐沢寿明)らが出演していました。
初回放送こそ22.6%もの高視聴率を獲得したものの、その後は右肩下がりに視聴率は下降。第7話では9.3%にまで下落(泣)しかしまたそこから這い上がっていき、最終回は18.9%もの高視聴率を獲得しました。
つい最近スカパー!日本映画専門チャンネルでもリピート放映されたので、それを御覧になられた方も多いでしょうね。
「古畑」に続けなかった作品(泣)前番組は大ヒットした「踊る大捜査線」だった。/(C)フジテレビ
田村首相(笑)の退陣会見をどうぞ!(一部携帯電話からは御視聴頂けません)ドジョウだかサンショウウオだか知りませんが、今の首相もイマイチですね・・・(泣)/(C)フジテレビ
無能で性格も最悪で、支持率が1.8%まで低迷していた総理大臣は、次の官房長官を決めなければならない事態に直面していた。支持率が低いために、内閣不信任決議が提出されれば、可決されそうな危機にせまった。もともと予算を通すためだけの内閣で、解散総選挙に出ても敗北は明らかであり、下野は時間の問題であった。しかし、明白な落ち度がないため、野党から内閣不信任決議が出される口実がないままであった。総理大臣以下スタッフは何としてでも、汚点を出さないように奔走する・・・。
・内閣総理大臣(演・田村正和)→史上最悪の内閣総理大臣。支持率は5パーセントを下回り、最終的に0.05パーセントまで落ちる(泣)疑獄事件で総理候補が根こそぎ失脚した後だった為、汚職に無縁という理由だけで総理大臣に選ばれた。総理大臣としての目標は「総理大臣就任最短期間記録を超すこと」。政治家としても人間としても無能で、家族や部下含め全国民から嫌われている有様(笑)性格は我侭・気まぐれ・意地っ張りで、あらゆる面でスケールが小さい。
・内閣官房長官(演・筒井道隆)→政治学を勉強する20代の大学院生。家庭教師アルバイトの口を捜す掲示板を首席秘書官が見かけたことをきっかけに総理の娘の家庭教師として依頼される。家庭教師の面接のために官邸を訪問した際、話題性のために成り行きで現役大学院生にも関わらず官房長官に就任させられる。言動は青臭く不正を嫌い正論を吐くために、官邸スタッフから煙たがれることもあるが、政界の人間には浮かばない考え方が出来る。
・副総理(演・藤村俊二)→昼間はほとんど眠っているが、夜になると活発に仕事に取り組む。好々爺とした人物で、誰に対しても穏やかな態度で接している。総理の信頼が厚く、彼も副総理に対しては敬語で接している。不人気内閣で人手不足のため外務大臣と農林水産大臣も兼務しているが基本的に副総理と呼ばれており、本人も兼任していることを忘れてしまっていることさえある。老齢のため、副総理就任前は引退も考えていたが、総理が彼に最後に一花咲かせてやろうと思ったことから登用される。「ぼんくら副総理」を自認しているが、「人を見る目だけは確か」らしい。普段は呑気で失敗をすることもあるが、総理や官房長官には時々助言をし、それが重要なアドバイスになることもある。総理が不在の際には内閣の面々を統率する場面も見られる。総理と同郷で、総理のことは彼の父親が現役時代から知っている。
・首席補佐官(演・小林勝也)→総理の元秘書。強面で声が大きい。首相補佐官が正式なポストではない為、官邸での居場所がない。総理の父親の代から秘書をやっており、総理令嬢のことも小さい頃からよく知っている。総理にとても忠実で、彼のことはどこまでも支持する男だが、結果的に総理が退陣に追い込まれるきっかけを作った張本人となってしまう。
・内閣官房事務副長官(演・仲本工事)→全国官僚のトップ。冷静で冷徹な判断、提案をするものの、結局は総理や取り巻きのペースに乗せられてしまうことが多々ある。聞かれた質問に対しては常に正確なデータを返してくる。自分たち官僚が国を動かしているという自負がある一方、そのことに少し懐疑的な考えも持っている。
・内閣官房政務副長官(演・田山涼成)→良いのは視力だけという無能副長官(泣)副長官である自分を差し置いてポストに就いた官房長官のことを快く思っていない。支持率が0.05パーセントまで下がったとき、その支持率調査に街頭でたまたま遭遇し、「総理を支持する」と答えた唯一の人物。官房長官に昇格するのが夢。官房長官の罷免により、数日だけ官房長官の椅子を手に入れた。
・内閣官房首席参事官(演・青柳文太郎)→内閣官房の事務的な仕事を担う参事官。青年官房長官には従順で優しく接する。汗かきで常にハンカチで顔を拭っている。官房長官が罷免され官邸を去る際、「内閣官房」の文字が彫られた筆記用具一式を記念にプレゼントする気配りを見せた。
・首席秘書官(演・西村雅彦)→現内閣を支える首相秘書官。非常に有能で、この内閣は自分と官邸事務所秘書係主任だけでもっていると自認している。総理の失態のカバーと支持率のアップに奔走し、周囲には事の大小を問わず頼られ的確に指示をする。総理夫人に淡い恋心を抱く。総理の推薦により、新総理の下でも首席秘書官を務めることになる。
・官邸事務所秘書係主任(演・戸田恵子)→首席秘書官と共に内閣を支える。総理夫人の学生時代の先輩で、彼女に対して憎まれ口をよく叩くが、総理一家には忠実。首席秘書官に想いを抱くようになる。語学堪能で通訳を担当。
・事務秘書官(演・郷田ほづみ)→一応官邸のメンバーではあるが大蔵省からの出向なので、総理のことなどどうでも良いと考えている。その為総理と官房長官に対しては度々陰口と嫌味を言っている。記者の知り合いが居て報道・通信関係の業務をこなす。
・総理夫人(演・鈴木保奈美)→我侭な史上最悪のファーストレディ(泣)秘書係主任の学生時代の後輩。オヤジ好きである。自由奔放に周囲を振り回しながらも、実際は総理夫人という立場ゆえの寂しさを味わっている。総理とは1ヶ月間口を利かなかったこともあり、日常的にお互い直接口をきくことを避けようとする。間男と不倫し家出したが、問題が解決した後は夫婦関係は大分改善された。
・総理令嬢(演・佐藤藍子)→浪人生。総理とその前妻との間に生まれ、総理夫人との血縁はない。快活な性格で、総理家族の中では一番の常識人。総理との仲は良い。来年成人式を迎える。女優を志しており、劇団へろへろ共和国に所属し練習に打ち込むが、総理は快く思っていない。
他にもメイド(演・鶴田真由)、官邸使用人頭(演・小松政夫)、賄いさん(演・松金よね子)、世話人(演・篠井英介)、画伯(演・小林隆)、 SPキャップ(演・二瓶正也)、国対委員長(演・佐々木勝彦)、前官房長官(演・森富士夫)、冒険家(演・内藤剛志)、劇団へろへろ共和国座長(演・小原雅人)、間男(演・風間杜夫)、新総理(演・唐沢寿明)らが出演していました。
初回放送こそ22.6%もの高視聴率を獲得したものの、その後は右肩下がりに視聴率は下降。第7話では9.3%にまで下落(泣)しかしまたそこから這い上がっていき、最終回は18.9%もの高視聴率を獲得しました。
つい最近スカパー!日本映画専門チャンネルでもリピート放映されたので、それを御覧になられた方も多いでしょうね。
「古畑」に続けなかった作品(泣)前番組は大ヒットした「踊る大捜査線」だった。/(C)フジテレビ
田村首相(笑)の退陣会見をどうぞ!(一部携帯電話からは御視聴頂けません)ドジョウだかサンショウウオだか知りませんが、今の首相もイマイチですね・・・(泣)/(C)フジテレビ
