懐かし人物ファイル～小川博

ヤクルト・小川監督代行は今年チームを見事立て直しましたが、同じ小川称でもこちらは人生そのものを立て直せなかったプロ野球の黒歴史的な人物を紹介!

高校卒業後の'84年にドラフト2位でロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に入団。サイドスローから繰り出す速球と変化球・シンカーを武器に活躍し、元祖ドクターKとも呼ばれました。

'88年にはオールスターに出場し、5者連続三振を記録。伝説の10.19では第1試合のロッテの先発投手として近鉄の前に立ち塞がりました。

この年は両リーグ最多の204奪三振を記録し、最多奪三振のタイトル創設のきっかけを作った程!尚、シーズン最多奪三振投手で投球回数を上回る奪三振を記録した最初の右投手でもあります。

しかし'89年に肩を痛めてからは低迷し、千葉マリンスタジアムにフランチャイズ移転後の初年度'92年に現役引退。

引退後もロッテに残り'99年迄コーチ、'00年から'02年まで編成担当の球団職員を務めました。ロッテ退団の際には台湾球界からコーチ就任のオファーを受けるも、金額面で折り合いがつかず断りました。

以降は球界を離れ、ナンと産業廃棄物処理会社に就職。しかしここからが彼の人生が転落へ・・・。

'04年、勤務先で強盗殺人を起こし逮捕!その際、小川が現役途中から多重債務を抱えていたことも発覚したという。'06年2月23日、東京高裁で無期懲役判決が確定し、現在服役中・・・。

どうやら現役時代のハデな金使いが忘れられず多額の借金が有ったとの事。ヤクルト・小川監督は今季最大で19あった借金を返済しましたが、元ロッテ・小川は借金の返済どころか強盗殺人事件までやらかしてしまったという・・・(泣)

プロ野球界の黒歴史というヤツですな・・・(泣)

現役時代の小川博投手。'88年の活躍は素晴しかったのですが・・・(泣)