日本の暴論 ヒロシマ・ナガサキを無視  中国新聞3/29 | ヒロシマ平和公園の四季 第2部

ヒロシマ平和公園の四季 第2部

原爆投下により広島の街は「ヒロシマ」に変容しました。その悲劇から70年あまり平和な町に復興しました。しかし、平和公園には「ヒロシマのこころ」が息ずいています。四季の移ろいとともに語り継ぎます。

日本は戦後、唯一の被爆国として「核なき世界」の実現を掲げ、核軍縮に取り組んできました。その日本が、今回の決議で、棄権ではなく反対に回ったのは奇異なことと思われていますが、決してそうではありません。日本が反対した理由は、今回の核兵器禁止条約が、これまでに国連でなされてきた一連の核廃絶決議とは異なり、核兵器の法的禁止を目指しているからです。

日本政府の態度は「ヒロシマの思いとは違う」と、大きな違和感として広がっています。