こちらのエプロン


 

そおっとS字フックにかけられて
部屋の片隅に存在していた
 
もうしばらく使っていない 
 

 
何年か前に
ネットで見つけてリネン素材で
欲しい!っと思った商品
 

誕生日が近かったこともあり
夫におねだりして
買ってもらったもの
 
 
使い始めて知った首にかける紐で
エプロンの重さを感じる違和感
  
なんだか使い心地が良くなかった
 



家の中の未完了に手をつけ始めたら
このエプロンに目がいって
手放そうと気持ちが変化していた
 

もう一度眺めていたら
紐は雑紙を縛る紐として使おう
リネンは切って台ふきか雑巾として使おう
 

そんなアイディアが自分の中から出てきて
違う形で再利用することにした
 
  
自分が生活する空間の気がかりを
自分の一歩で一つずつ完了させていく
 

部屋を整える
自分にとって心地よい空間にするって
こんな小さな気になることを
一つずつ完了させていった先に
手に入れられるものなのかもしれない
 

部屋を綺麗にすることが
目的ではなくて
自分の違和感や不快に気がついて
クリアにしたり快の状態にしていくこと
 
それが
結果的に自分にとっての心地よい空間と
なっていくのだろう


そんなことを思った
エプロンエピソードでした