プチプラの服を私は軽蔑していた

と思っていたが


違った



「プチプラ服を着ている自分を恥ずかしいと思っていた」 

のだ  

 


だから

プチプラのお洋服を買っていること

着ていることを堂々と言えなかった

  



隠したかった

バレたくなかった

 


プチプラのお洋服は

安っぽく見える

お金がないから買うもの

 

 

そんな風にジャッジして

それを買う自分をジャッジして

それを着る自分をジャッジしていた

 

 

プチプラのお洋服自体をジャッジして

いたと思いきや違ったことに気がついた

  

 

お金がないからプチプラ服しか買えない

(ような気がする)自分を

お金がない自分をみじめな自分を直視

できなかっただけだった

認められないだけだった

 

 

昔は正社員で稼いでいたし

収入もあったから

それなりに高いお洋服も買うことができていた

  


その頃の自分も知っているし

いざとなったら私もそうなれるし!

と思っている節がどこかにあり

  


働く気もないのに

あの頃のようにバリバリ働く気力も体力も

今はないくせに、そんなことを思っていた

 

 

でも、今が現実なんだ

正社員で働きたくはない

収入はない

 

 

私は貧乏である  


この現実を直視していないから

プチプラ服のことを隠そうとしていたんだ

 

 

みじめな自分を見たくないから


  

 

みじめで、貧乏な自分が今ここにいることを

ちゃんと認めよう

 

 

そう思った