自己保身のために秘密保護法を政争の具に使った渡辺喜美は腐った政治家 みんなの党に未来はない | 一日一回脱原発 & デモ情報in大阪

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11月26日、国際社会からも懸念の声があがる稀代の悪法「秘密保護法」が、衆議院本会議で自・公・みんなの賛成多数で可決されました。


自民党、公明党が腐りきっているのは言うまでもないですが、この法案がこれほどすんなりと、早々に可決されたきっかけを作った戦犯はみんなの党・渡辺喜美代表です。


民主党は反対しました。維新でさえ棄権しました。しかしみんなの党のこの堕落ぶりは何か?

みんなの党が政権与党の補完勢力であることは前々からわかっていましたが、いくらなんでもこれはひどすぎる。


ということで、なぜ渡辺代表がこんな行動に出たか、デモクラTVより、日刊ゲンダイの黒肥地さんと寺田さんのお話しを紹介します。


秘密保護法案の内容などまったく関係がない。国民のことなどかけらほども頭にない。党内の自らの地位を固めるため、自己保身のためだけに、「秘密保護法案」を利用した渡辺喜美は腐りきった政治家だと思います。


そしてゲンダイの二人が言うように、こんなことをしてみんなの党にはもう次の選挙はないと思います。



デモクラTV「ウィークリー日刊ゲンダイ 第21回 」(2013年11月23日放送) より書き起こし。


◇黒肥地祐介(日刊ゲンダイニュース編集部長):
秘密保護法案が来週には衆院を通過してしまうだろう、今国会12月上旬までに成立してしまうだろうということで、そのきっかけになったのがやっぱりみんなの党、渡辺代表の自民党、安倍さんへのすり寄りですよね

本来なら野党ですから、こういう法案おかしいですよとひとつひとつ追求していいものにしなきゃいけない、あるいは反対して廃案に追い込まなきゃいけないんですけども、自分の方から、食事をしてですね、記者会見でも、わたしと総理は信頼関係あるんですと。
と言ってですね、自分のほうからお願いしますという形で賛成してしまったような形で。

問題なのはですね、なんでこんなことをしたのかということなんですが、思惑は、一番大きいのは、みんなの党は今内紛状態にあってですね。渡辺喜美さん代表と、前の幹事長の江田憲司さんの間で分かれてるんです。
人数的な勢力は江田さんの方が多いんですけども、党の金と人事を握っている渡辺義美さんがそれなりに力を持っている。
このあと喜美さんは切り崩されちゃうというふうに疑心暗鬼を持たれたみたいですね。
何とか自分の求心力を高めたい。というんで、この法案に乗ることによってメディアにも取り上げてもらえるとかですね、自分は安倍さんとは仲がいいんだということで党内をまとめるとかですね、ということをしてしまったんではないかという、一番の問題、不安点があるんです。


◇司会
へー、それすごい、めちゃめちゃ自己中じゃないですか



◇黒肥地祐介:
そうですよね、自己中ですよね。
基本的には国民のことだとかそういうことよりは、自分の保身ためにやってしまったんだというのが、一般的な、取材した中で出てくる話ですよね。


◇司会:
だから裏切というふうに書かれちゃうんですかね。


◇寺田俊治(日刊ゲンダイ編集局次長):
いや、これね、自分は保身のつもりかもしれないけれど、国民から見たらこの人、政治生命を失ったような気がしますよ。こんなことをしてですね、すり寄ったら、何やってるんですか渡辺さん。
大手メディアも含めて、秘密保護法っていうのは、読売新聞と産経以外ほとんど反対みたいな感じなんですよね。全マスコミの人が渡辺さんの言動について、この人おかしいね、と思ってる。


◇黒肥地祐介:
外国人ジャーナリストも反対をしている。
それから外国人記者クラブも反対している。


◇寺田俊治:
日本ペンクラブも反対している。
この間ジャーナリストの人が反対の決起集会を開いたんだけれども、その時田原総一郎さんとか、鳥越俊太郎さんとか、みんなが渡辺はどうしたんだということをいってましたね。
やっぱりそれくらい奇異に映ってましたよね。


◇黒肥地祐介:
いま渡辺さんの周辺で出てる言葉が、自民党、公明党、みんなの党の連立政権を作るんだと。自公みん三党連立を作るんだと、はしゃぎまくっているんですよ。
でもこのままだとみんなの党は次の選挙で大敗しますよね。


だからどっか渡辺さん、ずれちゃった、内紛、自己保身のためにですね。
というのは、安倍さんにとって何が一番気になっているかというと、強行採決をしたというのが一番言われたくないんです。
そうすると強行採決したと言われたくないためには、ほら、野党のみんなの党も賛成したでしょと。維新も賛成したでしょというふうに取り付けたいんです。
そこにまんまとはまってしまったという。


◇司会:
なるほど、ご自身のタイミング的にもはまってしまったと。

(書き起こしここまで)



衆院可決前の数日、みんなの党の議員事務所に電話しまくりました。

その時に、下記のような意味のことを訴えました。


「渡辺さんは党内の地位を固めるため、自己保身のためだけに、こんな大事な法案を政治の道具に使ったんですよね。違いますか? 腐った政治家ですよ。
議員さんもご承知だと思いますが、この法案は本当にひどい法案です。言論弾圧の法案ですよ。おかしいな、と思ってる議員さんはけっこういるんじゃないかと思います。

いまみんなの党は渡辺さんが締め上げていて、厳しい党議拘束がかかっていて、この法案おかしいな、と思う議員さんがいてもたぶん声を上げられないんだと思います。反対の議員さんがとても厳しい立場に置かれているのはよくわかります。

でも、こんなことをしていたら、みんなの党に未来はないです。渡辺氏にくっついて行っても、みんなの党に次の選挙はないです。

みんなの党に国民が何を期待しているかといえば、与党に対して物申す政党なんです、それをまるきり与党にすり寄って、修正案だってよけいに悪くなっているくらいですよね。

こんなことならみんなの党の存在価値はありません。このまま賛成したら、みんなの党の支持率はがんと下がりますよ。

もしこの法案に対して、おかしいなと思っておられるのなら、党内から反対の声を上げてください。反乱を起こしてください。わたしたち市民が応援しますから、頑張ってください」


受付の人が出てきて、ご意見承りましたと聞くだけのところもありましたが、とても真摯に聞いてくれたところもありました。

本当におっしゃる通りです、と、2~3の事務所の秘書さん?らしき人が共感してくれました。あれはたぶん本心です。社交辞令ではなかったと思う。


そういう真摯な対応をしてくれた事務所の一つが、今回「秘密保護法」に反対を表明した林 宙紀(はやし ひろき)さんの事務所でした。林さん自身が反対か賛成かは電話では明言されませんでしたが、秘書さんの口調で、この人は反対なんだなとわかりました。


それに対して、電話で法案に反対です、と明言された井坂(兵庫)さん。秘書さんの口調から苦しい立場が伝わってきましたが、結局圧力にまけて最後は賛成されたのですね…残念です。


ということで、みなさん、みんなの党は揺れています。おかしいと思っている議員さんはおそらくたくさんいます。参院には川田龍平さんもいます。彼はブログで書いていますが、明らかに法案反対の立場です。


これから始まる参院本会議に向けて、議員さんにアピールしてください。

相手も人間ですから、真摯にお話しすれば、きっと通じると思います。


ちなみに、不愉快な対応をする事務所はほとんどありませんでしたよ。(一件除く)

わたしはファックスがないし、電話の方が仕事の合間にできるし相手の感触もわかるので、電話していますが、もちろんファックスでも、メールでも。ただしメールは中身までしっかり読まれるかどうかわからないようなので、タイトルを見ただけで内容がはっきり分かるようにするのがいいそうです。

ファックスが形として残るので、一番効果的なのだそうです。



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