10月20日はいたみホールで行われた『再稼働撤回・原発ゼロへ!1000人集会』に行ってきました。
わたしは例によって用事があり、どたばたと遅れて参加しましたが、最後の市民団体のアピールがしっかり聞けたのでよかったです。
各地でさまざまな人がさまざまな活動を行っていることは知っていますが、こうやって10もの団体の活動報告を聞くと、元気がでます。
いま日本は暗澹たる気持ちになるようなニュースばかり。
先週は石原都知事が新党立ち上げ宣言を行い、日本の有力政党は総右翼か!というような惨憺たる状況です。
そして自民党が政権を取ったら、必ずや脱原発の流れにストップをかけ、原発再稼働へと向かうことでしょう。
今の日本はひどい、ほんとうにひどい国だと思うけれど、こうやって多くの市民が自らの意志で動いているのを見ると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思えます。
今回このブログでは、活動報告のあった団体を、覚えている限りで紹介します。
みなさん、がんばってますよ~。そして元気です!
①大阪市がれき焼却処理受け入れに反対するグループ
報告されたのはまだ若い女性です。
6月ごろにはじめて関電前で会ったときは、脱原発の運動にはとても熱心に取り組んでいるものの、わりと普通の若い女性というイメージでした。
それがしばらくすると、がれき受け入れ反対運動を先頭に立って引っ張っているということを知り、驚くと同時にとても感心したのを覚えています。
このグループは大阪市役所前の毎週火曜日の抗議行動等々を精力的に行ってます。
(もう黙っていられない! 橋下市長ヒドイ! がれきの焼却ダメ! 大抗議 in 大阪市役所)
http://ameblo.jp/yuki-paon/entry-11374979601.html
でも残念なことに、実はがれき反対運動は、原発そのものに対する反対運動ほど支持を得られていません。
原発には反対の人でも、がれきの広域処理については必ずしも反対ではない、あるいはちょっと距離を置いている人がけっこう多いのです。
「がれき受け入れは被災地のため」
という虹色の謳い文句に多くの国民は踊らされ、がれき受け入れ賛成派と反対派の対立という不毛な争いが国民の間に生じました。
これは政府が
巨額の広告費を投じて(9億円!もちろん税金です)、大手マスコミを抱き込んで、
絆という美しい(胡散臭い)言葉で国民の目をくらました成果です。
一時あちこちの新聞で一斉にがれき問題が復興をさまたげる大きな要因のように報じられていたのを、みなさん覚えていますか? それって不自然でなないでしょうか。
がれき広域処理のおかしさ・異常さ・危険性については、また改めてこのブログで書きたいと思います。
彼女の報告で、大阪市役所横に再稼働反対・がれき受け入れ反対・橋下監視テント村ができたことをはじめて知りました。
私もこの後一度テント村を訪問しましたが、だれでも好きな時にふらっと立ち寄って、同じ思いを持ついろいろな人と交流できる場所があるというのはとてもいいことだと感じました。
彼女は2分間のアピールのあと、
「これから、またテント村に帰りまーす!」と元気に去っていきました。
http://oi55.blog.fc2.com/blog-entry-94.html