母の在宅独居を支えるために、隔週金曜に帰省し3泊4日、月曜日に戻る、という生活を7,8年続けた。
ごみは、当然2週間分たまる。そのごみを、すべてためておくように母に言っても、無理な話のようだった。
少なくとも60年以上主婦をやってきたのだから、いくら家事があまり得意ではない母でもごみをためておく、放置しておくことはできなかった。わたしがいない間は、恐らく買い物のたびに近所のスーパーのごみ箱に運んでいた。
明日は戻る、という日曜日の夜はごみの仕分けとまとめ。
わたしが暮らす自治体のゴミ出し方法に従って、ごみを分類してそれぞれ袋にまとめる。寒い時期はまだなんとかなるが、梅雨時から暑い時期は臭いが気になる。汚れを落とせるもの、洗い流せるものはさっと洗って乾かす。かさばるものはハサミで小さく切り分けて・・・車の中にごみの臭いがつかないように・・・大きなごみ袋を2つも3つも車に積み込んで。。。
このごみの仕分け作業などをしていると、
なんでこんなことをしているんだろう、なんでこんなことになってしまったんだろう
とやり切れない思いがふつふつとわいてきて、ついつい母に八つ当たりして・・・