あんなこともあった、こんなこともあった、と思い出すことは尽きない。
どれから書こうか、考えていると時間ばかり経ってさっぱり進まなくなってしまう。
母が独居在宅中のこと、順不同、思い出すまま書いておこうと思う。
先日は、ソフトテニスやスポーツクラブを引退したことを書いた。
みんなとランチするのもだんだん苦痛になってきていたらしいこととか。
母の家の浴室にはシャワーがない。
もっとも、あっても使わなかったとは思うが。
お風呂で髪を洗うのが大変になって、すぐはす向かいの美容室で週に2回くらい、スポーツしてきた日にはシャンプーしてもらっていた。
引っ越してきた当時からのご近所付き合いだし、美容室としてだけでなくさまざまな面でお世話になっていた。
シャンプー&ブローが終わると、他に特に急ぎのお客さんでもいない限り、コーヒーを入れてくれてしばしおしゃべり。
それがいつのころからか、
「おばあちゃんたらブローが終わるとすぐに、帰ろうとするのよ。今コーヒーいれるからゆっくりしていらっしゃいよ、って言っても、用があるからとか言って」
美容師Aさんだけならよかったのかもしれないが、けっこうご近所の方たちが集まっていたりすると、話について行けないつまならさを思って帰ってきたのではないか。
もちろん用なんかあるわけではなく、せいぜい近所を散歩するくらいのこと、しかないのだが。
2008/09/17
施設の屋上で