昭和の「エモい」と令和の「エモい」の違い！知ってますか？

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最近の若者言葉についていくのに苦労していませんか？ 

私もそうです。

子どもたちの会話に入れないときや、SNSで見かける言葉に戸惑うときがあります。 

でも、若者言葉は、時代の変化や文化の多様性を反映しているものなので、知っておくと面白いですよ。 

今回は、昭和の「エモい」と令和の「エモい」の意味と使い方の違いについて、調べてみました。



まず、昭和の「エモい」とは、どういう意味だったのでしょうか？ 

昭和の「エモい」は、音楽のジャンルである「エモーショナル・ハードコア」から派生した言葉で、哀愁や切なさを感じるメロディアスなロックミュージックを指していました。 

「エモーショナル・ハードコア」は、1980年代にアメリカで生まれたハードコア・パンクの一派で、感情的な歌詞やボーカル、ギターの音色が特徴です。 


日本では、1990年代に「エモ」という略称が使われるようになり、エモ系のバンドが人気を集めました。

例えば、NUMBER GIRLやeastern youth、ELLEGARDENなどが有名ですね。 

昭和の「エモい」は、このような音楽に対する感情を表す言葉として使われていました。 

「この曲はエモいね」とか「エモいバンドが好き」とかいう感じです。



では、令和の「エモい」とは、どういう意味なのでしょうか？ 

令和の「エモい」は、古文の「あはれ」という言葉に近い意味で、言葉にできないような複雑な感情を表現するときに使われます。 

「あはれ」とは、美しさや哀しさや儚さ（はかなさ）などに心を動かされるときに発する感嘆の言葉です。 

令和の「エモい」は、このような感情を現代風に言い換えた言葉と言えます。 

「エモい」という言葉は、さまざまなものや状況に対して使われます。

 例えば、「このドラマの展開はエモい」とか「エモい風景だな」とかいう感じです。



昭和と令和の「エモい」の違いは、何でしょうか？ 

昭和の「エモい」は、特定の音楽ジャンルに対する感情を表す言葉でしたが、令和の「エモい」は、さまざまなものや状況に対する感情を表す言葉になっています。 

そのため、令和の「エモい」は、昭和の「エモい」よりも幅広く使われるようになっています。

 また、昭和の「エモい」は、哀愁や切なさといったネガティブな感情に重点が置かれていましたが、令和の「エモい」は、美しさや感動といったポジティブな感情にも使われるようになっています。

 令和の「エモい」は、感情の豊かさや多様性を表現する言葉と言えます。


若者言葉は、時代の変化に合わせて生まれたり、消えたり、変化したりします。 

若者言葉は、若者の感性や価値観を反映しており、新しい言葉を作ることで、自分たちの世界観やアイデンティティを表現しています。 

若者言葉は、コミュニケーションの手段としてだけでなく、文化や芸術の創造にも貢献しています。