天気は比較的安定していたのですが、昨日よりも雲が厚く、雲間からでも青空が見えることは期待できない空模様でした。
仕方がないので、太陽高度が高くなったところで雲を通した太陽撮影を試みました。
画像では調整のおかげで朧気ながらも太陽表面の活動をある程度は把握することができました。
眼視では光球面が暗く、視野全体が雲による散乱光で真っ赤に染まりコントラストも極端に低い状態でした。
一番大きな黒点と若干のプロミネンス、ダークフィラメントの1本が見える程度でした。
4月5日の太陽(Hα光による)
2024年4月5日11:17コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/4秒 11mm(35㎜換算50mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング
同じ撮影画像の調整バランスを変えた4月5日の太陽
PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」
2024年4月5日11:18コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/6秒 11mm(35㎜換算50mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング
昨日よりさらに条件が悪い中ではありましたが、太陽撮影を楽しむことができました。
しばらく、思い通りに天体趣味に力を入れる機会も減るので、できるだけチャンスを逃さぬように天体趣味を続けたいものです。