メインのアンプはラックスマンのL-595A LIMITEDを使っています。
2024年、いよいよオーディオシステムを一新しようと決め、アンプ選択時に心惹かれていたのは、テクニクスのギミック感あふれるフルデジタルアンプSU-R1000と、ラックスマンの工芸品のように美しい純A級アンプL-595A LTDという両極端な製品でした。カタログやらネットやらオーディオショーやらで見聞してうんうん悩んでいたところ、ショップに背中を押されて販売終了目前のL-595A LTDに決めました。それまで使っていたのはデンオンのPMA-2000無印。老朽化著しかったこともあり、音質的にも価格的にも大きな飛躍でありました。
入手当初はイメージより力強い音だなという印象。その後エージングが進んで(?)まろやかさと艶やかさも感じるようになっています。そして機能的に融通の利く面白さと、モノとしての唯一性に納得感を深めています。
機能的な融通性というのは、AB両系あるスピーカー出力、ホット番号を変えられるXLR入力、フォノイコライザ内臓、プリアウト機能、心地よいラウドネス効果、微調整可能なトーンコントロール、ヘッドホン端子の存在など、普通と言えば普通なのかもしれませんが、いろいろ試したいとき調整したいとき痒いところに手が届きます。
モノとしての唯一性というのは、まず深みのあるローズウッドの木製キャビネット。合わせるスピーカー805D4はこのアンプと色味を合わせてローズナットにしたのでした。それから角形スイッチの多用。「LINE-1」とか「MM」とかの機能名が直接印字されている、つまり同じ大きさでも部品を使い回しできない仕様。L570の時代からそうだったみたいですが、考えてみれば工業製品としてはぜいたくですね。ボリュームノブも質感にこだわって作られているようです。こういう特長は所有し続けたいと思う理由になりますな。
少々残念に思う点。まず新LECUA1000の小音量時のステップです。-85(87?)dBから始まるみたいなんだけど、極小音量で聴くときに、無音との差が大きいと感じることがあります。もしかして壊れてるのかと思ってショップの展示品と比較させてもらったこともありました。入力ソース側の出力が高いときにそう感じるようだと自分に言い聞かせていますが、個人的には小音量側にもう1~2ステップあるとありがたかった。それからカセットデッキに録音して遊ぶためのモニター端子があると良かったかな。どちらも実用上あまり困っていないことではあります。
