肌の劣化は【ナイアシン】不足かも⁉ | ゆきちゃんのブログ

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40〜50代になると、肌荒れやしわなどの肌悩みが一気に増えた……。
そんなお悩みはありませんか?
日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
更年期女性によくあるお悩みのひとつに「肌の不調が起こりやすくなる」ことがあります。
今回は、美しく健康な肌に必須の栄養素「ナイアシン」について。

 

 

ナイアシンとは?

 

ナイアシン(ビタミンB3)は、ビタミンB群の一種です。
補酵素として、体内のエネルギーの代謝に関わっています。
全身のさまざまな機能をサポートしているため、摂取によって幅広い美容・健康効果が期待できます。

 

1.ナイアシンの美容効果

ナイアシンは、新陳代謝を促し、肌のターンオーバーを整えるのに役立ちます。
更年期は、ホルモンバランスの変化によってターンオーバーが乱れやすく、肌の不調が起きやすい時期です。
ナイアシンの摂取は、乱れたターンオーバーを整え、ごわつきやくすみ、吹き出物、しみ、しわ、ハリ不足など、更年期のさまざまな肌悩みの改善効果が期待できます。
また、ナイアシンは毛細血管を広げて血行を促す働きをもっているため、冷えや血行不良による肌の栄養不足や乾燥にもアプローチできます。

 

2.ナイアシンの健康効果

ナイアシンは、美肌だけでなく、健康にも役立つ栄養素です。
ナイアシンの摂取で期待できる健康効果は、アルコールの分解を助けて二日酔いを予防する、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし動脈硬化や脂質異常症を防ぐ、脳内神経伝達物質の調整をしてメンタルを安定させるなどが挙げられます。

 

 

ナイアシンが不足するとどうなる?

 

 

ナイアシンが不足すると、代謝がスムーズに行われなくなり、以下の症状や病気があらわれます。

肌荒れ、皮膚炎
口内炎、舌炎
食欲不振
消化不良
便が臭う
うつ症状
集中力の低下
太陽光線過敏症
ペラグラ

ペラグラは、皮膚疾患や下痢、精神神経障害などの症状が出るナイアシン不足の重篤な疾患です。日本人の食生活では、ほとんど発症することはないといわれています。
ただし、お酒をよく飲む、ストレスが多い、タンパク質をあまり摂らないという人は、ナイアシンが不足しやすいため注意が必要です。