今週、無事終業式を迎えました
温かく迎え入れてくださった転学先の先生方やお友達、数学の復習を丁寧に指導してくださったカテキョの先生、
周りの方々に支えられながら学力もメンタルも少しずつ回復して無遅刻病欠1で健やかに今学期を過ごすことが出来ました。
担任の先生からは
「この学校に来てくれて本当に良かったです」と先日言って頂きました。
有り難い。
転学後も娘は人前ではその緊張や不安は隠し
「転校2、3日目くらいには慣れたように見えました」
と先生方から言われました。
「でも…本当のところはわからないですよね」と担任の先生が言ってくださりホッとしました。
前在籍校でも最後まで先生方の前で本心を見せなかった娘。
娘がどれくらい悩んでいたか、担任の先生も全く理解できていませんでした。
娘の様子が再びおかしくなった昨秋にご相談したのですが
「学校では変わった様子は無い」とおっしゃるので、一度娘と直接話してもらえないかとお願いしたのですが
「困っていることは無いと言っていました。悲壮感も無かったですよ。」
と。
私も学校生活を直に見ていないし、私の前でも最初の頃は頑なに俯いたり涙を流すだけだったの仕方無いとは思っています。
そして、
「では学年末までお休みして来年度から登校するのはどうですか」
という担任の先生からの提案を聞いた時、あぁもう無理だなと転学の決心がつきました。
現在籍校に転学した当初、担任の先生はさりげなく給食の時間に娘の班に加わって食べたりしてくれていたようです。
昼食は基本、先生も毎日教室で取っているとのこと。
中学生になると教科担当の授業ですし、担任の先生が生徒の様子を見るのは朝と帰りのHRのみということもあると思います。
そのなかで生徒たちの様子が良くわかるのはもしかしたら昼休みだったり昼食中だったりするのかもしれないなと思いました。
前在籍校では昼食や昼休み中先生方は教室にも廊下にもいらっしゃらないので、校内で使用禁止の携帯電話を一部の生徒さんが使って教室で大声で騒いでいたり、それが原因でクラスメイト間でトラブルになっていたりということもあったそうです。
娘に関していえば、昨秋から昼食は教室で1人ぼっちで食べていたとのこと。
転学間近になって初めて告白されましたが、正直ショックでした。
小学校までの娘には考えられないことで。
「だからお昼の時間がずっと嫌だったんだ」と呟いた姿を見て、もっと早く知っていたら…と思いました。
だから最後のほうは午後からじゃないと学校にいきたくないとひどく渋っていたのか…気づかなかった。
中学生なので授業以外の学校生活については自己責任の範疇でもあるとは思います。
でも、そういった状態を見ず他にも生徒間のトラブルがあることを薄々知ってはいても子供たちの成長に任せてただ見守る、という学校側の姿勢は、なかなかシビアだなと感じました。
1年生終わりの時点で1つのクラスから複数名の転学者が出ました。
生徒たちの間では入学間もなくの頃から
「あのクラスはヤバいよね…」と言われていたそうです。
たまたまかもしれませんが。
2年生になると娘のクラスでも、先生に対しても御本人の前で「うっざ」「キモ!」等と発言したり、優しい先生の授業では注意をされても完全無視して後ろを向いておしゃべりを続ける生徒が複数いて騒がしかったり、といったことが頻繁にあったようです。
「(先生に対する態度が)ちょっとひどすぎる。見ていると嫌な気持ちになる」と娘が言っていました。
でも、保護者会ではそのような話は一切出ない。
良いお話しか聞かされない。
問題を起こしている生徒さんの保護者は何も知らなかったりする。
「もう中学生」だけど
「まだ中学生」でもあるかと。
中学生になると見えている部分だけではわからないことが増えていくと思います。
見ていてもわからないことが親でもある。
だからこそ、普段の様子を何気なく見ていることも大事だし、おかしいなと感じる言動には学校側が忖度なく指導したり保護者に伝えることも必要なのではないかと感じました。
ベテランの先生はクレバーで人間性が高い方が多い印象の学校でした。
でも、
「1人1人の個性を大事にする教育」
を方針として掲げており、それを良しとして入学させる保護者も多い手前、学校側からの指導は評判上しずらいのでは…という印象も受けました。
昨今の中受過熱により中堅校はより多い受験生を集めることがマストになってきていますし。
また長くなっちゃった
今学期の成績表の結果は良くも悪くもなく。
まぁ、とりあえずこんな感じねという感想。
そして、
【総合所見】
「テキパキと仕事をこなし自分から積極的に声をかけ物事をスムーズに行えるようにしている姿が印象的でした。授業や課題にも転入後すぐに対応する適応能力を見せてくれました。クラスメイトや先生たちとも分け隔てなくコミュニケーションを取り、場を明るく和やかにする○○さん(娘)の笑顔や人柄はこのクラスに必要不可欠なものになりました…(以下省略)」
これは「5」だね
(評定に変換できるとしたら)
と娘に伝えました
(小学生か)
娘が自分らしくいられて、それを受け入れて貰える環境にいること。
毎日普通に登校して娘が穏やかな気持ちでいられること。
それが何より良かったです。
来年度も一歩一歩進んでいけますように