あの事件以来

さすがに私も心労が祟って

常に疲れているような日々を送っている。

(って、ちょっと大げさかな)

 

仕事も行くしよく食べてよく笑って過ごしてる。

ただ、スマホは手放せない。

被害者側から電話があったり

警察から電話あったりと常に神経をとがらせていた。

 

夫はスマホを職場に持ち込めないし

警察とのやりとりは私がしていたので

その流れで被害者の上司から私宛に電話があって

私が被害者とその上司と三者で会う流れになった。

めちゃくちゃ緊張してただただ平謝り・・・

と、そこで

「示談にする気はないのですか?」と被害者の上司が言ってきた。

被害者と目くばせしながら話がついているような感じで。

私は一瞬、何を言われているのか理解できず

目を丸くしていると

「こういうことは初めてですか?

私達も初めてなのでよくわからないのですが・・・」と。

 

あとから思ったのが

たぶん、こんな時はすぐに弁護士を雇って

不起訴にしてもらうために示談をお願いするのだろう。

でも夫が酒でしでかしたこと。

本来、アルコール依存症当事者に対して

その家族が尻ぬぐいをするなんてことはやっちゃいけないこと。

だからまったく動いてなかった。

 

それでも示談の話がまとまり

それから被害者の方が動いてくれて

火曜日に示談金を渡してきた。

あとは被害者の方が被害届の取り下げの電話をすると言っていた。

これで被害者の方やその上司と会うことはない。

息の詰まる思い、緊張もおしまい。

 

被害者の方には感謝感謝。

ありがとうございます。

 

でもまだスマホは手放せない。

なぜなら

夫はカウンターで叩きつけて壊したものがある。

器物損壊で被害届を出したという連絡は受けてない。

ただ、電話で弁償しますと返事をしているので

(これはまた違う部署の人からの電話で)

いつになったら連絡がくるのか・・・

ふぅ~~