先日紹介したXGの誕生過程。
今頃、この話題?
と思う方もおられると思います。
僕には娘がいないから、心底理解できるのか、と言えば自信がありません。
ただ、その姿は涙なしには見れない。
紹介します。
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物語は2017年から。
XGのデビューは2022年ですから、5年間!
まだ子供と言える少女たちが選んだ過酷なチャレンジに、とにかく胸を打たれます。
10歳とか、11歳の子もいます。
まだ小学生です。
だけど非常に過酷なサバイバル。
小学生も、中学生も、高校生も関係ない。
様々なオーディション番組がありますが、このXGを生んだXGALAXには、エンターテイメント性がない。
過酷、極限に追い込み、根性、涙。。。
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主催するのは元アイドルのサイモンというプロデューサー。
彼にとっては、スターを生むプロジェクトが初めての経験の様子。
スターになる厳しさ、成功をおさめるための厳しさは知っているものの、どこまで極めれば良いのか、どこまで候補者に厳しく接すれば良いのか。
ビジネスとして成功させなきゃ。
彼女らを成功させなきゃ。
そのためには冷徹にならなきゃ。
厳しくしなきゃ。
でも相手は少女。
彼自身も葛藤し、悩み、苦しみながら進めている様子がわかる。
これ児童相談所に訴えられないか??と思えるほどの狂気と殺気があったりします。
候補者が、メンバーを外すとか、精神的にキツい。。
ある回では、プロデューサー自身が泣いちゃったりします。
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脱落危機となったメンバーの切羽詰まった表情に泣ける。
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デビュー組を決める段階になった6回あたりを見ると、幼かった少女たちも成長し、そのダンスの完成度は、殺気、狂気さえ感じる境地までになっている。それだけでも胸を打たれる。
10人から8人にするときに脱落したメンバーのヒカルは、その後Kep1erでデビューを果たしました。
韓国の音楽番組での再会のシーンに感動します。
ただ、この時点でまだ2019年くらい。
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ほんとティーンエイジャー??
意識が高いー
この回で、いったん8人がデビュー組と決まったのに更に、1人脱落し8人から7人になるシーンがあります。
非情な判断。
しかもリーダー的な存在でメンバーへの動揺がおおきかった。
サイモン氏ではなく、上層部の判断か。
脱落後、親に電話をかけるところなど、生々しすぎる。。ほんと可哀想。。
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この段階で、もうデビューできるレベルだと思うけど、ここから更に3年もの間、じっくり育てたのはすごい。
トータル5年間もの間、お金を生まない投資プロジェクトに、莫大な時間とお金と手間をかけて、この人物と少女らに賭けた会社の我慢が、本当に偉いです。
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そして誕生した、世界を狙える日本人アーティスト、XG
勇気を与えてくれます。