先日紹介したXGの誕生過程。


今頃、この話題?

と思う方もおられると思います。

僕には娘がいないから、心底理解できるのか、と言えば自信がありません。

ただ、その姿は涙なしには見れない。

紹介します。


⭐︎⭐︎⭐︎

物語は2017年から。

XGのデビューは2022年ですから、5年間!


まだ子供と言える少女たちが選んだ過酷なチャレンジに、とにかく胸を打たれます。


10歳とか、11歳の子もいます。

まだ小学生です。



だけど非常に過酷なサバイバル。

小学生も、中学生も、高校生も関係ない。


様々なオーディション番組がありますが、このXGを生んだXGALAXには、エンターテイメント性がない。

過酷、極限に追い込み、根性、涙。。。


⭐︎⭐︎⭐︎


主催するのは元アイドルのサイモンというプロデューサー。

彼にとっては、スターを生むプロジェクトが初めての経験の様子。


スターになる厳しさ、成功をおさめるための厳しさは知っているものの、どこまで極めれば良いのか、どこまで候補者に厳しく接すれば良いのか。


ビジネスとして成功させなきゃ。

彼女らを成功させなきゃ。

そのためには冷徹にならなきゃ。

厳しくしなきゃ。


でも相手は少女。


彼自身も葛藤し、悩み、苦しみながら進めている様子がわかる。


これ児童相談所に訴えられないか??と思えるほどの狂気と殺気があったりします。


候補者が、メンバーを外すとか、精神的にキツい。。




ある回では、プロデューサー自身が泣いちゃったりします。


⭐︎⭐︎⭐︎


脱落危機となったメンバーの切羽詰まった表情に泣ける。



⭐︎⭐︎⭐︎


デビュー組を決める段階になった6回あたりを見ると、幼かった少女たちも成長し、そのダンスの完成度は、殺気、狂気さえ感じる境地までになっている。それだけでも胸を打たれる。


10人から8人にするときに脱落したメンバーのヒカルは、その後Kep1erでデビューを果たしました。


韓国の音楽番組での再会のシーンに感動します。



ただ、この時点でまだ2019年くらい。


⭐︎⭐︎⭐︎


7回。目指すチーム像、パーパス、ビジョンをそれぞれが別で語ってるけど、同じベクトルを向いているのがすごい。


ほんとティーンエイジャー??

意識が高いー


この回で、いったん8人がデビュー組と決まったのに更に、1人脱落し8人から7人になるシーンがあります。

非情な判断。

しかもリーダー的な存在でメンバーへの動揺がおおきかった。

サイモン氏ではなく、上層部の判断か。

脱落後、親に電話をかけるところなど、生々しすぎる。。ほんと可哀想。。



⭐︎⭐︎⭐︎


この段階で、もうデビューできるレベルだと思うけど、ここから更に3年もの間、じっくり育てたのはすごい。


トータル5年間もの間、お金を生まない投資プロジェクトに、莫大な時間とお金と手間をかけて、この人物と少女らに賭けた会社の我慢が、本当に偉いです。


⭐︎⭐︎⭐︎


そして誕生した、世界を狙える日本人アーティスト、XG


勇気を与えてくれます。