今日の記事ーいずれロボットにとって代わられる仕事とは

明日マドリッドの天気は、

最高気温19度、最低気温0度

風速15 ㎞/時、日出08:06、日没20:33,

今日からEUは夏時間である。

という事で、時計を1時間進めた結果、昨日の朝7時は今日の朝8時になった。

つまり、昨日と同じく朝7時に目覚める為には、今日は昨日の朝6時に起床する必要がある。

という訳で、昨日は朝7時過ぎであった日出は今日は8時過ぎとなった。

これが意味する事は、スペインでは日出の1時間前ぐらいに目覚める必要があるという事だ。

例えば日本の日出は朝5時半である。

人々は出勤の為に6時過ぎに起床したとしても、日出後に目覚めるという事で、体内時計も、「もうそろそろ起きろ」と言いやすい訳である。

スペインでは日出1時間後に起床としたら、朝9時過ぎ起床となり、仕事にも学校にも遅れてしまい、使い物にならない結果となる。

話は変わって、今日目を引いた記事は以下の通り：

「ロボットでもできる仕事とは：絶滅の危機に瀕している職業とは。」

仕事が自動化されるリスクにさらされている労働者にとって、未来は不確実であるが、専門家はイノベーションが常に新しい仕事を生み出すことを主張する。カギは従業員のリサイクルである。

51 歳のスーパーマーケットのレジ係である Pilarさんは、自動キャッシャーで精算する顧客を見ると「足が震えます」という。

Estefaníaさん (28 歳) は、ほとんどロボット化されていない倉庫で数年間働いた後、勤務先の物流倉庫の自動化に「恐怖」を感じている。

電話会社の 42 歳の商業エージェントであるホセルイスは、機械が人に取って代わる未来を前にして、怖いと断言する、

" 日常業務の自動化に脅かされているにも関わらず楽観的労働者もいる。「自分のしていることを自動化する方法を想像するのは難しい」と、組み立てラインで車のドアのトリミングを担当する Beatriz さん (39 歳) は言う。「細かい作業が必要さから」と言う。

「懸念はありますが、心配していません」と、36 歳の電車運転手であるディエゴさんは付け加えた。

自動化は、世界中の何百万人もの労働者に関係している。近年経験され、将来に垣間見られる大きな技術的発展は、多くの警報を発しており、雇用統計に激変が起こる可能性を予測しているが、それは起こっておらず、専門家もそれが実現するとは信じていない. .

以前の技術革命でも、現在の職業を構成する仕事の大規模な破壊が予想されたが、そうならなかった。

歴史的に、産業革命は新しい労働ポストをもたらした。「この議論は、第 1 次産業革命と第 2 次産業革命の間にすでに行われていました。大規模な技術的変化のさまざまな時期に、これらが世界の富と仕事への正味の影響の両方に関してプラスであったことが検証されています. 今回もそれほど変わらないと思われます。」

「人間の仕事の終末論はポピュラーですが、統計も歴史もそのような結論を支持していないため、根拠がありません。社会の進化は、各技術革命の後、生産性の向上が（中期的および長期的に）より多くのより良い仕事の創出を伴うことを証明し続けています」とレオン大学のビジネス法学部のフアン・ホセ・フェルナンデス教授は言う。この分野の専門家で同学科の教授である Arturo Lahera 氏は、「私たちはこの議論を 10 年間続けてきましたが、パンデミックによってデジタル化が飛躍的に進んだにもかかわらず、自動化による雇用の破壊は起きていません」と主張している。彼はマドリッド・コンプルテンセ大学で応用社会学の博士号を取得した。

世界銀行の社会保障と労働分野のリーダーであるフェデリカ・サリオラ氏の分析と同様である。「ロボットの使用密度が高いドイツ、シンガポール、韓国では、雇用は一般的に高雇用率が続いています。自動化は常にイノベーションと密接に関係しており、イノベーションは新しい仕事を生み出します。」

「多くの仕事が変わるだろうが、労働者数の減少に向かっているわけではない」と、OECDの雇用と社会問題部門の責任者であるステファノ・スカルペッタも主張する. 2019年からの問題に関する彼のレポートで、10 年以内に現在の取引の 14% が完全に自動化され、約 32% が部分的に自動化されると予想していた。そして、このプロセスは、世界の労働者数の減少を意味するものではない。世界の労働者数は、ここ数十年間途切れることなく毎年増加している(パンデミック段階を除いて)。

2020 年に世界経済フォーラムが発表した仕事の未来に関する別のレポートでは、データレコーダー、管理、会計士、または組み立てラインの労働者など、労働需要が最も減少している職業が指摘されている。同じレポートによると、米国で 2007 年から 2018 年の間に最も減少した職業は、コンピューターオペレーター、管理者、またはタイピストである。

これらの見積もりによると、2020 年から 2025 年の間に、世界で 8,500 万の時代遅れの雇用が破壊され、9,700 万の雇用が新しい仕事によって生み出される。タスクに関して、世界経済フォーラムは、2020 年には約 3 分の 1 が機械によって実行され、2025 年には約半分になると推定している。

この成長は、「デジタル接続の増加と、データアナリスト、科学者、人工知能の専門家、デジタルマーケターなどの仕事を促進するテクノロジーの採用によるところが大きい」と、経済フォーラムの研究者であるサムグレイリングは説明している。

「雇用総数は維持されており、さらに増えています。これは、失われた職業に取って代わることができる新しい職業の堆積物が数多くあることを示しています」と Fernández 氏は付け加える。

需要が落ち込む職業　　　　　需要が伸びている職種

データ記録係　　　　　　　　データアナリストと科学者

管理および管理アシスタント　人工知能の専門家

会計　　　　　　　　　　　　ビッグデータスペシャリスト

組立ラインと工場　　　　　　デジタルマーケティングおよび戦略のスペシャリスト

管理ディレクターおよび企業向けサービス
　　　　　　　　　　　　　　プロセス自動化スペシャリスト

情報と顧客サービス　　　　　事業展開

運用管理者　　　　　　　　　デジタルトランスフォーメーションのスペシャリスト

力学　　　　　　　　　　　　セキュリティアナリスト

資料・在庫登録担当　　　　　ソフトウェア開発者

金融アナリスト　　　　　　　モノのインターネットのスペシャリスト

マドリッドのコンプルテンセ大学の経済分析学部の上級研究員であり、この分野の専門家である Raquel さんは、スペインでは 1998 年から 2019 年にかけて自動化が仕事の二極化を引き起こしたことを指摘する。

賃金分布の上位部分が減少し、中間職業も減少した。この部門の価格下落によって引き起こされた技術の普及は、定型化のプロセスを引き起こした。最も日常的な仕事と、給与分配の中心にある仕事は、機械に置き換えられました。」これは、スペインのすでに高い不平等率の悪化につながる、とセバスチャンは警告する。

「ロボットは、流通の中流階級を排除するだけでなく、賃金格差を拡大することによって、経済的不平等を大幅に拡大させるでしょう。」サリオラ氏は、これは世界的に起こっている現象だと警告している。

技術参入への抵抗

どんなに画期的な技術であっても、最終的にはその影響を和らげる抵抗に直面する。

Pulgar さんは、顧客のほとんどがセルフチェックアウトボックスを無視していると考えている。：「庶民はそこに行きたがらない。多くの人はバーコードを渡すのが面倒だと思うし、年をとっていてやり方がわからない人もいれば、労働者にとって問題があることを知っているので拒否する人もいると思います。でも長期的には、自分で給油するガソリンスタンドで起こったように、人々がそれに慣れると、私たちは姿を消すかもしれません。」

電話会社のコマーシャルエージェントであるホセルイスは、彼の会社が「憂慮すべきシステム化」に向かっていると考えている。テクノロジーは年を重ねるごとに多くのことを行うようになるが、私たちはより多くのプレッシャーを感じ、休憩が少なくなります。」Martín さんによると、自動化に対する社会的拒絶は、輸送におけるもう 1 つの重要な要因である。「日本では、彼らはすでに鉄道網全体を自動化する技術を持っています。しかし、国民のそれに対する拒否は、自動かを遅らせている要素の1つです」と、自動化プロセスの専門家であるこのエンジニアは付け加える。「飛行機は実質的に自動で飛んでいますが、パイロットのいない飛行機に誰かが乗りたいと思うとは想像しがたいです」と彼は付け加える。

Laheraさんは、新しいテクノロジーが雇用に及ぼす影響に関する壊滅的な前兆に対して、メディアには大きな責任があると考えている。「新しいテクノロジーが登場するたびに、それが労働市場にもたらす結果に影響を与えますが、それらの予測が満たされない場合、報道しません。」彼女はいくつかの例を挙げている。物流配送ドローンはますます多くの問題に直面しており、自動運転は過去10年の終わりまでに大幅に普及するはずでしたが、トラック運転手がいないトラックはまだ見たことがありません. しかし、私が最も興味深いと思うのは、メタバースの場合です。利益が上がっていますが、十分ではなく、投資の回収は予想以上に困難になることを意味します。」

巷で一番注目され続けている新技術は人工知能である。

OECD の Scarpettaさんは、それが労働市場の変革に顕著な影響を与えることを強調するが、仕事の破壊を予測していない。「他の技術開発とは異なり、それはより高い資格を持つ仕事に大きな影響を与えますが、訓練を受けていない人々には、長期的に最大の影響を与えると思います.」この、コンプルテンセ大学の専門家は、この技術には幅広い労働力が必要であると指摘している。「人工知能が現実を解釈するための情報とデータを提供するには、高度なレベルの労働者が必要です」。「もう 1 つの基本的な障壁は、これらのテクノロジの一部を一般化するには、人件費よりも費用がかかることです。」「今日、ほとんどの国で、生産作業は人間の方が、新代替技術よりも安価です」とこの専門家は述べている。

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スペイン語／神戸市外大・楠ケ丘スペイン（マドリッド）支部、欧州ニュースサイト。毎日チェックしてリスニングを鍛えましょう！神戸市外大マドリッドさんのブログです。最近の記事は「マドリッドでNATOサミット、６月30日（木曜日）の10分間ニュースとライブニュース（画像あり）」です。