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ラ・バングアルディア新聞による、スペインの24時間の新規感染は3,125人(抗体保持者を含めると1.0799人)、死亡者241人(累積30,904人)。
最近特に、外出規制緩和後、欧州で最初に公共スペースマスクの着用を義務付けたスペインが何故欧州で一番感染者が多い様な結果になったのか、という疑問を口にしている人が増えている。日本と比べればスペインで感染が多い理由は分かるが、他の欧州諸国と比べてどうしてスペインが多いかは決定的な要因が浮かばない。
習慣的にスキンシップが多い、家族や友達と集まる習慣がある、家屋が比較的狭い、都市部への集中度が高い等という理由は浮かぶが、それも決定的に説得力のあるものではない。謎である。
最近のもうひとつの謎は、グラナダで放し飼いの黒豹が目撃されたというものだった。
この噂は広がり、人々の間にも不安が広がってきたところ、その謎が解かれた。9月18日のラ・バングアルディア紙の記事によれば:
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疑問は解消された。
グラナダの黒豹は、主にヴェンタス・デ・ウエルマの町で見かけられたが、実際には、非常に黒い猫であるらしい。おそらく飼猫であり、栄養が行き届いた大きな猫で、立派な尾を持っている。
それで、目撃者が豹と間違ったのであろう。
プロの写真家が写真を撮り、ついに疑念は払拭された。
しかし、中には写真に撮られた猫が、探していた黒豹であると認めるのを拒否する人もいる。問題の猫は今のところまだ自由である。
先週末から、ヴェンタス・デ・ウエルマ地域は、黒豹の外観を持つ獣の目撃情報に注意していた。 「非常に長い尾を持つ」と目撃者たちは言った。しかし、治安警察はそれがネコであると決して断定せず、問題の動物の捜索を継続した。
「それは公共の安全の問題であり、我々は捜索を止めることはできない」と今週、グラナダの治安警察の情報源は言った。黒豹等の大きな獣によく見られる、夜間活動を捜索するために空中と地上のパトロールが配備され、サーマルカメラが配備されたのはこのためである。この捜索はまだ実行中である。
数日後、町で自転車に乗っていた人が動物を撮影した。彼は、日中に撮ったスナップショットを確認した後で、黒い動物の写真があることに気づいた。その写真で、住民、市議会、および治安警備隊の関心が再燃した。
しかしやっと、写真家のアルフォンソ・アザウストレが混乱を解消したようである。治安警備隊の自然保護局(Seprona)の仕事と並行して、写真家は目撃者が示す場所で、話題の黒猫を発見するまで自分で監視を行い、撮影した写真はスペインのネット上有名になった。
市役所の情報源によると、獣が最終的に猫であるという事実は信頼できるものあるが、慎重に対応し、黒豹であれ猫であれ、黒い動物には近づかないようと指導している。
*スペイン語:
スペイン語を勉強している方へ。
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ある時、急に理解力が伸びた事を実感できます!
継続は力なり!
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