では、前回のブログで書いていたそれぞれの症状についてお話しできたらと思います。

 

とある日、右の肘周辺を走ってきた車のバックミラーに当てられてしまったことがあります。

言っても、徐行運転での当たりだったので痛かったけどまぁ、ある程度強めにぶつけたくらいの感覚でした。

ですが、その後一週間後くらいに「掴んでるバックが落ちてしまいそうな感覚。」を覚えました。

掴むことを意識してないとポトリと落としてしまいそう。

 

握力がおかしい。

 

そして、1週間ほどかけて右手の手首から小指と薬指にかけてしびれが出始め、

人指し指と中指もうまく動かせない感覚が出てきて、字を書くこと、箸を使うことがスムーズにできない状況になってしまいました。

 

日本でも有名な船橋整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらうも、異常はありませんでしたが、先生の診断によると「胸郭出口症候群」だねと言われました。

身長が大きく、首の長い方はなりがちだとおっしゃっていました。

私も170cm以上あるので。。

結局2年間ほどリハビリに行ったり、整骨院に行ったりして良くなったりならなかったりの繰り返しで過ごしていました。

やはり台風が来たりして気圧の変動があると違和感や痛みが出ることも多かったし、

ダルくて寝るときは腕を横に伸ばして寝ないとしんどかったりということがありました。

 

そして、一番お世話になっている根本治療を行う整体の先生には

 

結局は姿勢が大事なんだよ。もっと偉そうに胸を張って!

猫背によって神経や血管が圧迫されて、栄養が行かなくなって手足に痺れが出る。

良い姿勢を保つように過ごしていれば、栄養が行くようになって炎症が収まっていく。

 

と、言われました。

日常生活の中でのアドバイスもよくいただいて、日常できる体操や運動の指導もしていただいています。

整体や整骨院の先生はそのような日常のアドバイスをして下さる方もたくさんいると思います。

おかげさまで今ではほとんど症状は出なくなりましたが、他のことでも症状が出た際には整体に行って姿勢のメンテナンスはたまにしてもらうようにしています。

 

症状が出てからでは、その分治るのも遅くなるので早めに来てね。

 

これも先生によく言われる事です。

 

私も結局この症状が出なくなるまでは2年くらいかかりましたが、

向き合うことでここに辿り着けたと思います。

あの時、本気で姿勢を直すことを意識せず「整体で調整してもらったから大丈夫だ」

なんて、日常で今まで通り過ごしていれば高い治療費もドブに捨ててるようなものだったかもしれません。。

 

もちろん、ここに良質な睡眠、良質な食事(栄養)、日ごろの運動が加われば

治る速度はグングン上がります。

 

歪みや姿勢を元に戻すのはプロに。

その姿勢を継続する努力は自分でしなければならないと感じています。

どうしても日常のクセがその体を作ってしまっているのであって、そのクセを治していかない限り結局元の木阿弥です。

猫背ならば、前の方の筋肉が強くなりすぎて、背中の筋肉が前に引っ張られ張りが出てしまいます。

それはとてもバランスの悪い状態であり、

もはや限界ギリギリのピンピンに張っている背中へクシャみなどのふとした大きな力が更にかかったときに、限界突破でぎっくり腰になってしまったりする。。

 

試しに猫背の方は胸と脇の間辺り(鎖骨の下の一番外側辺り)を少しほぐしてみてください。

前の張りが取れて、胸を少し張りやすくなるんじゃないでしょうか。

こういうのをプロの方に診て頂き、その後の生活のアドバイスをいただくのはとても有効だと感じます。

 

スマホばかり見ていたりして、首をずっと下に向けてる時間が多くなれば

それだけ負担がかかって当然です。

レシピを見たり、ニュースを見たり、連絡でやり取りをする必要性があるので

スマホ無しの生活はもう考えられなくなってしまってはいますが、

で、あれば。

ちゃんとそのことを自覚して、対処法をとっていかねば体はドンドン疲れていくばかりです。

私は体の調整に関してはやはりプロを頼ることを今は選択しています。

健康は「血流を良くする」これがとても大事だと思います。

そうするには色々な方法があります。

やりやすい方法を選んで少しでも生活に取り入れて頂けたらと思います。

お金をかけないようにyou tubeを見ながらヨガやストレッチをやる。

今は100均にも様々な自宅でできるグッズも置いてあります。

目のつくところに置いておいて、せめて使いながらスマホ見るでも良いと思います(笑)

 

今までの生活が今の自分を作ってしまっていることをどうか自覚して、

辛い状況から少しでも前に動けるよう願っています。