32歳にして人間ドックを1回受けておりまして、結果が届いて見てみると乳がん検診で再検査になりまして。

結果は問題なしだったので、こちらは良かったのですが、この再検査の検査結果を待っている間に耳鳴りを発症したのです。

 

元々私はコンサートが大好きで、爆音大好きで、よく大きな音で音楽を聞いている習慣はありました。

小さな日々のストレスがたまり、この頃は結構ストレスフルに生活していたので、

せめて自分の好きな音楽を聞くくらいは爆音で聞きたい!

イヤフォンで爆音で聞きながらゲームをしていた次の日、右耳から「キーン…」という音が聞こえます。

私にとって、コンサート後は毎回大きな耳鳴りが決まってあり、その耳鳴りを心地良くも感じながら眠りにつくなんて日々を昔は送っていたものですから、さほどその時は気にしていなかったのですが、流石に長引いてるな…と感じたあたりから、また検索魔となり調べていると「突発性難聴」というキーワードが出てくるのです。

今では芸能人の方のニュースでも見聞きするようになり、だいぶ認知度はあるかと思いますが、当時の私はまだそんな事知らず「手遅れになると耳が聞こえなくなる」という記事を知り、大変焦った記憶です。

そして、治らない可能性も高い。

怖い。怖すぎる。

とにかくできるだけ早く病院へと耳鼻科に向かいましたが、聴力検査をして聴力には問題なく「様子を見ましょう」と帰らされました。

 

「いや、私には時間がないかもしれないんだが。」

 

なんだかんだで2週間以内くらいに違う耳鼻科へ3回行きましたが、同じような感じで特に大した処置もなく3回目にして「メチコバール」という血行を良くする薬が処方されましたが、これも気休めな感じでした。

(以前から子供を連れて行ったりしてはいたのですが、うちの近所いい耳鼻科がないんですよね…)

結局お医者さんは「耳鳴り」は原因不明でまだまだ世の中的にも解明されている分野でもなさそうなのです。

 

何故なら「命にかかわらないから。」

 

研究が進まないようです。

とはいえ、年中耳鳴りが鳴り止まず、寝る時なんて本当にストレスでしかなかった。

本当に寝れない日も出てきてしまい、イヤフォンで雨の音を流しながらなんとか眠りにつくつくような日もありました。

 

この頃からかな…夜から朝までしっかり寝れない日があるのが普通になってきてしまったのは。

 

そして、探して見つけたのが新橋の鍼治療の治療院。

こちらで暫くお世話になることに。

結構有名な方も遠方からいらっしゃるような治療院でもあったので藁にもすがる思いで受けに行きました。

 

結論、半年間以上かかりましたが私の耳鳴りは治りませんでした。

この間にも同時に整体に通い、頭の血流を良くしてくれる施術もしていただいたりしたのですが、今も私の耳鳴りは鳴っております。

他にも2箇所整骨院等にも行ってみましたが、皆さん口を揃えて「耳鳴りは難しい」でした。

ですが、この行動が功を成したのか幸い難聴にはならず過ごせています。

ほぼ普通の聴力です。

 

やはりストレスは大きく関係してくるようなので、これ以上悪化しないように、耳回しをしたり肩こりや姿勢に気をつけて過ごす事は今後も大事な事だと思いました。

 

っていうか、なぜストレスがこんなにも体調不良のきっかけになりうるのか。

どういうメカニズムで体に害を及ぼすのかが私は気になりました。

 

人間、ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌され、

ストレス状態に対応できるよう体を保つ働きをしてくれているのですが

長期的にこのホルモンが出続けるような状況が続くと過剰に分泌されたり、

ホルモンを出してくれてる副腎が疲れてしまい、出にくくなったりというトラブルが起きるとのこと。

このホルモンが過剰になったり、過少になることによって免疫力が下がってしまったり、血糖値、コレステロールなどの数値にも影響が出るようです。

 

他にも、ストレスが続けば呼吸も浅くなりがちで、その分呼吸の筋肉が動きにくくなる。

筋肉が動くことで血液が循環してくれているので、24時間動く呼吸の筋肉の活動量が下がることで、運ばれる血液量が減ることは容易に想像できます。

よって血液の循環量が減ったり血液に乗って運ばれるはずの栄養不足が起きうる。

と私は整体での先生のお話を伺って感じています。

 

でも、ストレスに強い身体というのは意識的に作れる部分もあるんです。

例えば、意識的に深呼吸をする時間を作るだけでも、一つ物理的に抗う方法だったりしますよね。

実際すぐにストレスの根源を解決するというのは他者が関わっていたりして、

なかなか難しいことです。

ですがストレスの身体に与える悪影響のメカニズムがわかれば、個人的に物理的に対応できる方法というのが見つかります。

血流が落ちるなら、運動がいいというのも納得いく解決策ですよね。

 

 

耳鳴りにお話しを戻しますと、それ以降コンサートにいく際は耳栓を利用しています。

私は右耳は普通の耳栓でないと聴覚過敏を起こし、耳の奥が痛くなってしまうようになったので、百均の耳栓を右にして、左にはライブ向きに作られたこちらの耳栓をして参加しております。

 

 
 
 

 

 

 

ここに至るまでも、色々試してみて耳の調子も波がありましたが、今はこれで安定してるような状態です。

 

耳は皆様本当に大事にしてくださいね。

耳栓すると音は確かに多少抑えられます。

音を浴びに来てんだ!

全身に感じるあの爆音が最高なんだ!!

耳栓なんてしたら半減じゃないか!

めっちゃわかります。

私も音を浴びに行ってたようなもんです。

ですが一度失うと戻すことがとても難しいので、末永くコンサートに楽しく参加し、末永く大好きな音楽を聞き続けられるよう、コンサート等に行かれる方は是非このようなグッズを利用して参加されて下さいね。

普段のイヤフォンなどの音量も少し気にしてみて下さいニコニコ

特にコンサート後に耳鳴りが残るタイプの方は耳が弱い証拠なので、耳鳴りを心地よく感じてる場合じゃないと経験者の私が強くお伝えしたい!(笑)

皆なるもんだと思ってたら、意外とコンサート後でも耳鳴りならないよって子もいるんですよね。私の周りにもチラホラおりました。

ですが、そんな友人達も割とこの耳栓を持っている子が多く、各々耳を守っていますニコニコ

 

抜毛が気になってから、耳鳴りが始まるまで約半年です。

本当に次から次へとという日々でした。

そしてここまで来ると「次はどうなってしまうんだろう…」という恐怖も芽生えてきてしまいました。

 

 

 

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私で答えられることがあれば、お話しできればと思います。

困ってらっしゃることで質問があればコメントいただければと思います。