香港のお年玉
利是(ライシ)、紅包(ホンバウ)、Red Emvelope、様々な呼び名があります。
封入するのはお札のみ。
封入方法に決まりはなく、お札の向きは気せずともよし。
折っても折らなくても可。
コインを入れる事だけ不可。お香典になり得る。
香港のお年玉と呼ばれているが、
かなり、違いが見受けられる。
①既婚者が未婚者に配る
②親しい友人にや、友人のお子さんに配る。
③上司が部下に配る。※このとき、①は関係がない。
④目上の上司のお子さんに、配ってもOK。
⑤マンションの守衛さんや、顔見知りにも配る。
※このときも①は関係がない。
⑥行きつけのレストランさんの従業員さんへ配る。
※このときも①は関係がない
またしても、
ローカルレストランでの経験ですが。
旧正月の期間の利是はローカルの人間にとって、非常に重要な意味をもつ。
ほとんど、レストランはお休みになるが、酒樓と呼ばれる、
飲茶のレストランだけは本当に年中無休だ。
ほとんど、レストランはお休みになるため、
まさにかき入れ時。
年始特別価格でも、常に席は満席状態。
この旧正月の一週間ぐらいの間で、
合計で、約HKD7,000の利是をいただいた。
日本円でおよそ10万円。
これは、当時の従業員の中では最も少なかった。
酒樓の受付のおねーさん達は、中にはHKD25,000以上
獲得した女性もいました。
彼女達は一番初めにお目にかかるし、声がかけやすいためだろう。
恭喜發財、 利是逗來!
日本語だと、もうかりますように、お年玉ちょーだい。
こんな意味だと思う。
あからさま、過ぎる。
余談だが、酒樓の受付のおねーさん達はもらったか利是を直ちにいくら入っているか
確認して、高額紙幣HKD50以上は、自分の懐へしまう。
HKD20以下は、また配り用のポケットへしまいす。
ようできるというか、まあ、現金な人種だ。
2021年2月8日 黄鶯睍睆