ツインレイ、

カルマメイト、

前世、

宿命、

永遠の愛、

転生、

高い精神性とは。



全て『海のオーロラ』で学ぶことができます。


こちらの本と出会ったのは、26歳の時でした。

まさに一気読みです。

わたしはツインレイには巡り合うことは無いだろうと悟りましたし、

また、あまりに過酷な運命すぎて、こうなりたいとは思えませんでした。

ただ、スピリチュアルな世界の話や、転生については、信じることができました。

当時は、現実が忙しくて、こんなトンデモ理論はとっても漫画的だと思ってたはずですが、

これは真実だ、と感じたんです。



ルツとレイの宿命が辛くて。

読んでいて、とても苦しくて、胸が潰されて、心拍数が高くなってしまう。

涙がとまらない…





主人公ルツとレイはムー大陸の時からのツインレイです。


自分の愛を貫く強さと、卑怯な真似は絶対にしない信念の強さをもっています。


ルツ

『絶対に白状なんかしない

みんなのために…だけじゃない

自分を裏切りたくないから

愛する資格を失いたくないから』





何回も転生します。




ライラ

『生きていくのはつらいことばかりよ…

ここでこうしてじっとねむっていたい

なにも望まずなにももとめず

こうしているのがわたしにはいちばんふさわしいわ

ルツあなたは勇気があるのね

どんなにつらい目にあっても…

生きていくことはすばらしい…

って信じられる人が

いくたびも生まれかわるのよ』





二人は、お互いを必要としています。


レイ

『ママとぼくは血がつながっている

このさき世界がどうなろうと

人類がどうなろうと

未来永劫ママとぼくが親子だという事実は神ですらかえられない

だがルツとぼくは…

二人の間にはたしかなつながりはなにもない

この世に生まれてきて…

世界中のおおくの人々のなかからたった一人の人とめぐりあった

もしかしたら

なんのかかわりもない他人どうしですれちがいもしないまま

おわったかもしれないのに…

ぼくとルツをつなぐものはおたがいの心しかない

宇宙からみたらほんのかすかな存在でしかない

ちりのような人間どうしだ

だからこそ…

二人をつなぐたしかなものがなにひとつないからこそ

たいせつにしたい

自分たちでまもらなくちゃ

ぼくたちの心なんてちりのように舞っていってしまう』






誰しも、目的を持って生まれてきている事も描かれています。




ハヤブサ

『おれが生まれかわったのは…

戦う相手とめぐりあうためだ

いくたび生まれかわってもおれはあいつをたおせない

そしていつも妹がまきぞえをくらう

宿命なのかもしれん…

なんど生まれかわってもそのたましいのたどる運命はきめられているのかもしれない』

ルツ

『そんなこと…

信じたくない

宿命だなんて

それじゃなんのために生まれかわるの

生まれかわるたびにおなじ運命をたどるのなら

生まれかわる意味がないわ』






改めて読み直すと、今年出会えたブログのエマさんの内容と重なります。

https://ameblo.jp/ema-1024/


こちらは漫画なので、とても漫画らしい描き方をしていますが、1978年の作品で古いものの、普遍的な人間の精神性を上手く描いていると思います。



ムーの時代、エジプトのトトメス3世の時代、卑弥呼の時代、ナチスのユダヤ人虐殺の時代、未来、


過酷な時代を経て、一緒にいられる未来を手にいれます。



『この道をえらんだのはわたし自身

わたしのなかにある情念…

わたしたちの愛…よ』




ハヤブサという人物がまたすごくて!

ムー以前からの転生者なのですが。


ハヤブサ

『くるっているのはいまの世の中だよ

いまの人生のおれの敵は"適正テスト"そのものだ

なにもかも「まるくおさまればいい」というつまらない世の中だ

きめられたわくのなかで平和にくらすのがしあわせか?

成功してもしなくてもー

自分のすすみたい道でのたれ死にしてもー

それが人間の生き方じゃないか

たとえくるしくてもかなしくても

みのらないかもしれない

恋に命をかける

ルツきみは前世でそういう恋をしていたはずだ

わすれたのか

あたえられた平和のなかでぬくぬくとくらしていると

こんどはただ美しければいいという花に生まれかわるかもしれない

それともただ食べられるためだけの食用魚か食品鳥に

それでいいならぼーっと生きていけ

人間に生まれた意味をわすれるな

"なにか"のために努力する生き方をさがせ』



戦士であり、審神者なのか、真理探求者なのか。


適正テストとは、今でいうAI婚活のようなものですね。




人間は愚かなことを繰り返していると思います。


でも、自分に恥じないように、卑怯な真似はしないで。


次に生まれ変わって、自分だけのためじゃなくて、誰か、何かのためになれればいい。



わたしが魂の精神性を高めたら、

周りの卑怯なことをする人にも良い影響を与えられるし、

気付くきっかけにもなる。



そんなふうに思える作品です。



宜しければご一読ください。


図書館に依頼すれば、県内の所蔵している自治体から借りることができますよ。



お読みいただきありがとうございました!