ゴールデンカムイが完結しましたね。
29巻から一気読み
最後の激突は、主要登場人物を突っ込んできて~の、五稜郭が舞台。
そこから、鬼滅の刃を彷彿とさせる列車の戦いと、ヒグマの登場。
これでもかと満載で、最高でした
さて、アイヌ歳時記ですが、これが面白くて
作者の萱野さんは、アイヌ民族の伝統を継承し、残していこうと様々な活動をされていました。
なかでも、祖母てかってさんとの暮らしでは、自然界に生かされている、感謝の心を大事にしていることがとても伝わりました。
あの、雪景色、平原、生き物たち、植物たち、
みんなで生きていく。
本当に厳しい暮らしです。
これこそが、人間と自然の共存の形だと思いました。
今は戻ることができないけど。
イヨマンテも、そんなに頻繁ではなくて、萱野さんも三回くらいとありました。
アイヌ語には日本語の解説もあり、絵もついていてわかりやすいです。
和人が、鮭を取り上げたり、労働力を取り上げたり、土地を取り上げたりしなければ、もっと上手に融合ができていたと思いました。
内地の和人として、申し訳ないです。
とはいえ、ロシアの南下が怖い。
北海道は、もし蝦夷共和国になっていたら、日本とロシアの干渉地としてうまくいっていたのかな、
難しいだろうなぁ、
など、今の時世を思い悩んでしまいます。
でも、アシリパちゃんの土地の権利書を国立公園に、という件は、本当に良かったですね
アイヌの暮らしに興味ある方、よろしければご一読くださいませ。