この単語、図書館の書架で初めて目にしました。
難聴とは違う、発達障害なの?
全く、聞いたこともない障害なので、早速借りてみました。
私自身、聞き取りが悪く、よく聞き直しています。
検査も30代から三回くらい行い、軽度の難聴との診断です。
今年の初め、聞こえが悪化した時に行った病院では、自律神経の乱れも関係している、との診断でした。
さて、このAPDとはどういうことか。
『聞こえるが、聞き取りにくい状態がAPD』
聴力検査の異常はない、
雑音があるところなどで「言葉」をききとりにくい、
耳のみで指示を理解するのが困難、
ということです。
聞こえは、耳から脳への情報の流れ、
聞き取りは、脳の仕事です。
軽度の難聴も、聞き取りには大きな影響が現れ、APDの症状が当てはまるようにも感じます。
また、30代から加齢性難聴も始まり、聞こえは悪くなる傾向がみられます。
つまり、難聴の診断だと、APDではない、ということです。
ただ、近年出てきた名前の障害ですし、
APDが疑われる場合の「聴覚情報処理検査」など、行う病院も少ないし、
研究の途上にあるものだそうです。
私は、大勢のひとが話していると聞き取れないし、内緒話や、ひそひそ声、マスクやパーティション越しでの会話は苦手です。
職場では、
「耳が遠いから、聞き返しちゃうけど、ごめんね!」
と敢えて言っておきます。
「もう一度、言って頂けますか」
と言うことも、ミスするよりはよっぽどいいです。
業務に関わらない雑談なら、多少聞こえなくても、ニコニコして聞いているようにしています。
難聴にしても、APDにしても、
これが自分なんだから、と受け入れて、聞こえにくいと周りにも知ってもらう、
あまり、ストレスにならないようにやりすごくのがいいのかな、
と思います。
もし、同じように聞こえに悩んでる方がいたら、
こういう症状もあると知るといいですね。
ありがとうございました。