産まれた順による性格の傾向って、不思議ですが当てはまります。
こちらは、大学で心理学の教授、兄弟による性格のちがいを研究されている先生の本です。
まず、1人目は、親も初めての子育て。
緊張も不安も期待も愛情も、一身に背負って育ちます。
ところが、2人目が産まれると、自分中心から180度変わってしまったかのように感じてしまう。
◯責任感、正義感が強い
◯慎重、神経質、繊細、几帳面
◯型にはまった考え、行動
◯外面を気にする
◯仕切り屋
◯教え魔、かつ、上から目線
◯頭がいい
◯ケガが少ない
◯プライドが高い
次は、間っ子。
親からは、自分よりも、上の子、下の子を大事にしていると感じ、あきらめの境地に至ります。
干渉も溺愛もされなくてちょっと寂しいけど、自由にのびのびできることをよしとします。
そして、中間管理職のような、関係を円満にすることを意識し、自分も楽しめるように、考えることもできます。
◯空気を読む、共感性が高い
◯人当たりがよい
◯非暴力
◯融通がきく
◯そこそこ慎重、大胆
◯人からどう見られているか気になる
◯人間関係の達人
◯自分を露骨に出すことはしない
◯自由にしたいわりには自信がなく、ささいなことで傷ついたり、疎外感をおぼえる
◯要領のよさ
◯自己管理は得意なほう
末っ子です。
親には子育ての余裕もあり、楽しみながら、溺愛されながら育ち、自分を中心に回っていると考えるようになります。
上の子をよきライバルとし、擬似体験をして学ぶ要領のよさもあります。
持ち前の愛嬌で困難ものりこえ、なんとかなるさと思い至ります。
◯お気楽、楽観的、ポジティブ
◯大胆、決断が早い
◯型にはまらない、要領がいい
◯お調子者、おちゃらけ、甘え上手
◯あまり考えずに直感で動く
◯物おじしない
◯負けず嫌い、対抗心が強い
◯無鉄砲、思い切りがいい
◯友達が多い
◯知ったかぶり
◯すぐ調子にのる
◯へこなれない
◯夢中になると周囲が見えなくなる
最後に、一人っ子です。
親の期待と愛情がずっと続きます。
競争に勝つ、負けるもなく、比較もされません。
物をわける必要がなく、全部自分のものとなり、親の愛情も独占できます。
◯ツボにはまると力を発揮する
◯ここぞに強い
◯妙な自信を持っている
◯無邪気、おっとり、マイペース
◯大人とのやり取りはうまい
◯共感性にかける
◯空想にふける
◯知的能力は高い
◯わがままのように見える
◯つねに親を意識している
◯誉められて伸び、叩かれて萎む
◯助けあえる仲間が必要
他には、相性診断ができます。
なんとなく行動の傾向がわかり、誤解が減ったり、優しくなれます。
面白く読めました