1万5000年前の人類は、裸に近い姿で、素手とわずかな道具だけで、自然の全てと闘っていました。

ホモサピエンスが、「農業」というパンドラを開いたあと。


アニミズムという精霊の世界、人類の想像世界が始まりました。


農耕社会は、自然と共に生きる。
多神教がごく自然に宗教となっています。

そこに、ヤハウェ(妬む神)が現れます。

この神様から、唯一の神をとくキリスト教が誕生します。


私は、真言宗の家で育ちましたが、
幼稚園と大学はキリスト教でした。


この先の出来事、ページを進めると、かなり衝撃でした。

なかなか消化できず。



ただ、人間の善悪や、ルールというものは、時代によって当然変わるもの。

共同体が変われば法律も変わります。

有名な、「目には目を、歯には歯を」のハンムラビ法典ですね。

イスラム教には、同害報復として受け継がれています。



そして、帝国システムがさらに発展をよび、無いところからお金を産む、「信用創造」が誕生。

「資本主義は、拡大して回り続けるお金の車輪」

だそうです。

どこまで進んでしまうのか。

人類の脳は進化しているのか、狭くなっているのか。


1300年くらいは、辺境性と貧しさの中、歴史の表舞台に出てこないヨーロッパ。


『ヨーロッパの世界拡大の武器「略奪」
強欲と病気と機関銃がアメリカ大陸とアフリカを蹂躙した』


この文章で、本当にガックリとして、強い憤りと、高まる心拍数、、、。

人類って本当に、自分さえよければいいと考える強欲な人が増えると、破滅に向かうんだと思う。


奴隷貿易もね、儲かるそうです。

利益率は、56%

一航海で約4億円を稼ぐ、極めて儲かる事業。

ヨーロッパの資本家にとっては、極めて有利な投資対象とのこと。



16世紀に、スペインは新大陸の先住の異教徒は、人間として扱うか、と聖職者に尋ねたところ、

キリスト教徒は正義の名の元に南米のインカ文明とマヤ文明を滅亡させました。





『20万年の進化をとげてきたいま
私たち人類は幸福だろうか?』



遺伝子レベルで、幸福遺伝子をもつ人が多いのは、中南米やスウェーデン、アメリカなど。

少ないのは、東アジア諸国。

日本は中間レベルだそうです。



ヨーロッパ的「幸福」とは、信用創造の金融システム、高度資本主義、株式会社で構成されています。

これでは、豊かさを享受できる人数はあまりにも少ないです。


人類は転換期を迎えようとしています。




ホモサピエンスはどちらの幸福を選ぶのでしょうか?

A、共感、共生、善、美

B、富、権力、競争、贅沢



新しい世界の扉が、コロナウィルスによってもたらされた、
と感じられてなりません。