好きです。
温かくて、人生に真摯に向き合うピリッとした姿、
作家 宮下奈都さんに興味がわきました。
次に読んだ作品は、
『神さまたちの遊ぶ庭』
北海道の国立公園の集落に、家族で一年間だけ、山村留学した時のエッセイです。
このエッセイにはまりました~。
期間限定で、私も行ってみたい!
でも、そこが読書の素晴らしいところで。
行った気になれますね。
小説とは違い、感情移入はないですが。
生活がリアルに感じられて、濃密な一年間を擬似体験できました。
さて、今回の
『とりあえずウミガメのスープを仕込もう』
は、山村留学の頃も、独身の頃も、お子さんが大きくなってからも、宮下さんの食べ物に関するエッセイです。
時系列ではありません。
宮下さんの飾らないところもいいな。
頂き物って、お返しに悩みますよね。
家族それぞれの朝ごはんの好みが違うのって、手間かかりますよね~。
料理って、
匂いって、
音楽って、
記憶を呼び覚ますところがありますね。
毎日、何食べたか覚えてなくても、
ふと過去の食の記憶が思い出されたりして。
リラックスして読めました
よろしければ、ご一読くださいませ。