【PR】ふくしま12市町村移住支援センター

 

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若者や子どもの未来を真剣に考えてくれる人・風土

 

Ameba編集部

白鳥さんが子ども時代から変わらず好きな場所も知りたいです。

 

白鳥久美子さん
飯舘牛のふるさと飯舘村は「日本で最も美しい村」連合に加盟しているほど、村全体の風景がすごく美しいです。これぞ日本の風景!って感じで、春夏秋冬どの季節の景色もキレイだから、ドライブするだけでも気持ちいいですよ。

 

 

Ameba編集部

キレイな風景のなかに、むしろ住みたいですね。

 

白鳥久美子さん
それはもちろんです! 景色はキレイで美味しものもたくさんあって。美味しいものはいいたて村の道の駅までい館で探せますよ。ここは避難指示が解除されてからできた道の駅なので、村の人たち想いが詰まった希望の場所でもあります。

 

Ameba編集部

ちなみに「までい」は方言ですか?

 

白鳥久美子さん
はい。こころを込めて、丁寧にという意味です。自然環境が厳しく助け合いが必要ななかで、人を思いやって、人のためにできることを丁寧にやっていく。そんな福島だからこそ生まれた言葉だと思います。

 

Ameba編集部

3文字に深い想いが込められていますね。

 

白鳥久美子さん
そうですね。福島の世話焼き文化や人のぬくもりまで伝わる素敵な言葉です。

 

 

Ameba編集部

震災以降の進化におどろいた場所も教えてください。

 

白鳥久美子さん
以前、イベントをやらせていただいた「双葉町産業交流センター」というすごくキレイな施設の隣に「東日本大震災・原子力災害伝承館」という施設もあるのですが、目の前が一面の芝生で、その先に海が広がっていて、本当に美しいです。

津波でものすごいダメージを受けた場所にもかかわらず、事実を未来へしっかり伝承していこうとする福島人の力強さ、海に対する気持ちの深さを感じます。

 

 

 

白鳥久美子さん
津波の被害にあった地元の人たちは、しばらく海を見ることへの怖さがあったと思うんです。
 
でも、この場所に住み続ける限り切り離せない海と一緒に、自分たちがどう生きていくか? 未来にどうつなげていくか? という双葉町の皆さんの想いが、恐怖から新たな希望に変えてくれたんだと思います。

 

Ameba編集部

福島人の強さですね。

 

白鳥久美子さん
震災直後は私も海への怖さがあって、福島へ帰るたびにどう向き合っていけばいいのか課題に感じていました。

だから、「東日本大震災・原子力災害伝承館」の芝生と海のコントラストを見てキレイな海が見える気持ちのいい場所と思えたことに感動しました。双葉町の皆さんが、そう思える場所をつくってくれたことにも感謝したいです。

 

 

白鳥久美子さん
震災以降に生まれた子どもたちが芝生を楽しそうに駆け回ったり、「海が見えるー」ってよろこんだりしている姿を見て、子どもたちの未来を考えてつくられた場所なんだなぁって思いました。

 

Ameba編集部

若者や子育て世代にとって、明るい未来が詰まった新しいふるさとになる場所ですね。

 

白鳥久美子さん
観光でももちろんよいのですが、実際に住んでみていろんな場所から地元の人たちの想いを感じてほしいな〜と思います。

 

 

福島人気質あふれる日本一 “世話好き”な支援制度

 

Ameba編集部

現在1歳のお子さん(チェリ子ちゃん)の子育て真っ最中ですが、ママ視点で感じる福島の魅力についてお聞きします。子育て環境はいかがですか?

 

白鳥久美子さん
まずは公園ですね。東京では考えられないほど広々としていて、公園というか森?って思うくらい自然豊かです。子どもたちが好奇心や探究心をもって、伸び伸びと駆けずり回れる環境が福島には多いです。

かといって田舎で不便ということもありません。内陸部の中通りは街の雰囲気もあって、道路も運転しやすいですし、ゆったりとしていて四季を思いっきり感じられる住みよい環境です。

 

Ameba編集部

白鳥さんの地元の同級生で、子育てされている方とお話しされたりしますか?

 

白鳥久美子さん
子どもを見守ってくれる地域の方々の目に助けられていると言っています。監視という意味ではなく、子どもを伸び伸びとさせながら見守る環境です。これはうらやましいですね。

 

Ameba編集部

東京での子育て環境にはない感覚ですね。

 

白鳥久美子さん
そうなんです。東京だと、子どもがやりたいことをする前に「誰かの迷惑になるんじゃないか?」と思って好きなことをさせられないことがあります。子どもにとってもそうですが、親としても窮屈さを感じますね。

そういう意味で福島の人や風土に根づいた見守りの目はうらやましいです。

 

Ameba編集部

チェリ子ちゃんを連れて帰省されたときも、周りの温かさを感じますか?

 

白鳥久美子さん
それはもう! 近所の人が会いに来てくれたり、実家の庭で遊ばせているとご近所さんが声かけてくれたりして、あったかいな〜ってつくづく思います。いろんな人が出入りできる、扉がいつでも開いているような環境が私はすごく好きです。

 

 

Ameba編集部

子育て世代にやさしいと感じる点は、ほかにありますか?

 

白鳥久美子さん
震災後、原発事故の影響でしばらく外で遊べなかった子どもたちのための施設がいくつかできて、現在では形を変えて子育てママを支援する施設になっています。

赤ちゃん連れで通えるママのための教室があったり、子ども向けの体験教室があったり。スタッフさんもいらっしゃるので、お母さんたちも安心して遊ばせられるんです。

 

Ameba編集部

素晴らしい環境ですね。

 

白鳥久美子さん
はい! 私も子育て中なのでとても感動しました。うらやましいですね。子どもたちが外で遊べる環境になってきたから取り壊すのではなく、お母さんたちの仕事もサポートするなど、新しい形に進化しているところも素敵です。

 

Ameba編集部

どのようなお仕事サポートでしょうか?

 

白鳥久美子さん
子育てが一段落したお母さんたちを、今度は施設のスタッフさんとして受け入れたり、手芸作品などが販売できるスペースを提供したり。

一時的にではなく、くらしの変化に合わせて継続的に地域住民を支えています。こういうところにも、距離感の詰めかたが上手な福島人の世話好き気質が発揮されていると感じます。

 

 

Ameba編集部

福島の方々の柔軟性も感じます。住環境はどうでしょうか?

 

白鳥久美子さん
賃貸にしても家を建てるにしても、東京に比べたらそれはもう(笑)。

家賃は安いし、住みたい場所に家を建てやすいですし、空き家は安く購入できるから、自分たちでリノベーションして古民家カフェを開こうとしている若い世代もいますよ。田村市あたりは農家の古民家が多いみたいで、映画に出てくるような住まいを手に入れられそうです。

 

Ameba編集部

素敵〜

 

白鳥久美子さん
実は私もそういう暮らしをしたくて、福島県内の空き家を結構チェックしています(笑)。実家の郡山市との行き来のしやすさとかを考えると、先ほどの田村市が狙い目だなと。でも、海が近くて海鮮も美味しい浜通りの南相馬あたりにも住んでみたいですし…

 

Ameba編集部

迷いますね。

 

白鳥久美子さん
そうなんです! 福島って、海沿いの浜通りか、内陸の中通りか、西部の会津か、選択肢が3つあってどこも魅力的なのでめちゃくちゃ迷うんです。古民家を買って週末はリノベーションのために福島へ行って、ご近所さんも手伝ってくれて…妄想が止まりません(笑)。

子育てにはもちろんですが、夢を持った若いカップルや独身の方が移住するのにも、福島はピッタリだと思いますよ!

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