こんばんは。中数のことを書きましたところ、いくつかコメントを頂戴しましたので、改めてこぶた君の場合の中数の活用方法と、いろいろ手を出した結果として思う算数の伸ばし方について書いてみます。
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まず、こぶた君には兄がいて、兄の受験勉強のついでに算数だけこぶた君にも問題集をトライさせていたので、かなり先取りしてきたという背景があります。
幸いにもパズルが大好きだったので、最初は宮本算数教室の教材シリーズを中心に、楽しく取り組めるものを揃えて与えていたら、自動的にどんどんやってくれました。
メインは兄の勉強の邪魔をさせない目的でしたが、算数へのハードルを無くす効果もあったようで一石二鳥でした。笑
その後、四谷大塚の予習シリーズや宮本算数教室の賢くなる算数シリーズ（青い冊子。もう廃版かも）、ハイレベ等々アレコレ色々と手を出して、新5年生になる頃には小6までの範囲を一周していました。
そこで、兄のために買い揃えていた中学への算数の登場です。
中数の一冊に収録されている主な問題は以下の通りです。
・表紙パズル
・レベルアップ演習
・日日の演習
・発展演習
・中数模試
・パズルコーナー
・学力コンテスト
・中数オリンピック
毎月コレ一冊をやり込めば相当な算数力を鍛えられると思いますが、サピックスの復習やプリントもあるし、他の教科もサピックスの最低限の分はやらなきゃなので、中数は日日の演習と学力コンテストだけに絞って取り組んで来ました。
勝手にパズルコーナーも楽しんでいましたが。笑
ちなみに、最難関校を狙っている算数が得意な子なら、レベルアップ演習は不要と思います。
発展演習は本当はやるべきだったかも。
あとは時間と心の余裕次第だと思いますが、どれもやりごたえのある問題ばかりです。
さて、日日の演習ですが、日日といいながら、土日祝日はお休みしても良いようです。
なぜなら、問題ごとにその月の日付が書いてあるのですが、土日祝日は無いので。そういうことでしょう。笑
とはいえ日付なんか無視して解いていました。
最難関校〜難関校の過去問が大問ごとに収録されているので、一回分を大問4つ、つまり4日分として、それを40分を目安に解く、というやり方です。
サピックスの授業がない日にやっていました。
文系の親には太刀打ちできないので、解説もセルフサービスで。笑
理解できたのかどうかも不明なので、間違えた問題をチェックしておいて、しばらくしたら再挑戦！を繰り返してきました。
いまやそのチェックすらセルフサービスになりましたが。苦笑
負けず嫌いの子なので、誤魔化したりはしていないはずです。笑
おそらく解説を読んでその時は理解したとしても、次に自力で解けるかは別問題だと思います。
なので、解説を完璧に理解することはマストにせず、しばらくしてから2回目をやって、ダメならまた繰り返して、というようにしてきました。
そして今、本番直前期になって改めて日日の演習が役立つな！って思うのは、月ごとに1つのテーマで問題がまとまっているので、場合の数の理解が怪しいな〜と思ったら、その月のを引っ張り出して、間違えたことのある問題と解説を読み返して解法を思い出す、というリカバリー策をとれるということですね。
サピックスのテキストや他の問題集でもできると思いますが、中数ベースにしておくと楽に感じています。
と、そんな感じで新5年生からの約2年間で中数4年分をこなしてきました。
日日の演習ばかりですが、なかなかヘビーです。
おかげで理社まで手が回らず、いまだに苦しんでいますが…
いま改めて思うのは、算数の伸ばし方は、いかに多くの解法パターンを頭に入れるかだと思います。
もちろん計算力とか基礎は大事ですが、難関校の大問の(2)や(3)で得点するには、解法を知っているかどうかで決まると思います。時間をかければ解けるのに〜は本番では通用しないはず。
なので、日日の演習で志望校に限らず様々な学校の過去問、しかも中数が選んだ良問で解法パターンを数多く身に付けておくのが有効だと信じています。
そんなこんなで、こぶた君の算数は志望校の合格者平均を上回れるようになってきました。
国語は記述のテクニックを使いこなすことを意識して、まあ大崩れはしないくらいにはなりました。
あとは理社です。秋以降は少しずつ知識の積み上げができて来たようではあるので、残り1ヶ月で伸びしろをどこまで伸ばせるか！
冬休みで暇な兄にちょっかいを出されて邪魔されながらも（弟は協力的だったのに！苦笑）、サピックス無しの日も一日中がんばって勉強しているこぶた君に、二月の良い知らせが届きますように！
（親は祈るだけの簡単なお仕事。笑）
※以上、まだ何も成し遂げていない家庭の戯言なので、本気で参考にすることはオススメしません。笑
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