もしょもしょ日記633 | 【もしょもしょ日記】ひとを愛することは自分に出会うこと

【もしょもしょ日記】ひとを愛することは自分に出会うこと

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〈 ペンデュラム46 〉



小鳥遊(たかなし)さんといえば、風貌は学者のようで、物腰も柔らかく、手足が長いわりには、頭は脳みそが詰まりすぎで大きいので、


とても、夜が情熱的には見えない…


けれど。


彼のベッドには賛否両論あるかもしれないけれど、わたしは好きでした。


歴代の彼女さんも、ベッドにはついていかれない…というひともいたらしいし、彼をとても深く愛して、子作りに励んでいたひともいたらしい。


子作り派の彼女には、共感できるところがある。


女の人がみんなそうだとは限らないけれども、少なくともわたしは、男には野生とか本能的な部分をくすぐられないと、一緒には居られないなぁ。


それが高じると、そのひとの子どもをほしくなるよね。


小鳥遊さんには、正規のパートナーさまとの間にも、ほかの女性との間にも、お子さまがいなかった。


さきの彼女に「自分一人で育てるから、あなたとの子どもが欲しい」って言われて、一生懸命になっていたのは、小鳥遊さんも一緒だったとお察し申し上げる。


立ち○ックは、わたしたちの体型だとスムーズに行かなくて、途中で小鳥遊さんが疲れてきたので、ちがう遊びをして楽しんだ。


小鳥遊さんは、身体がとても若々しくて、柔軟性もあり、股関節の可動域がとても広かったので、ほかの人とは経験のない気持ちよさがあった。


「ねぇ、あたはどうしてこんなふうなことが出来るの?」と、思わず尋ねると、


神さまはね、僕にエッチをする才能だけを授けてくれたのさ。


と、恍惚の表情でいうのが、いかにも小鳥遊さんらしくて、やっぱり笑ってしまった。