2024年1月3日
杉並区の特別養護老人ホームB
2回目
この日は杉並区の荻窪駅の北側に位置する特別養護老人ホームBへ2回目の勤務。
前回と同じく昼~夕までの勤務で、募集は入浴介助。ちなみに時給は普段通りの設定で、1月3日とはいえ時給UPはしておらず。
入館して受付をする。正月の為か事務所は人が少なく、お休みの人が多いと思われる。1度来ていて場所は覚えているので、1人で更衣室に向かい大型洗濯機と大型乾燥機がある部屋で着替える。入浴介助用の服に着替えて事務所に行くと、「すいません!バタバタしていて、入浴の準備ができていないんです。少し待ってて下さい。」と言われ、エントランス近くの椅子に座って待機。何もせず座ってるだけというのも暇で苦痛…そのまま20分程してから2階へ上がるように指示され向かう。
2階のフロアに行くと礼儀正しいハキハキした中国人(多分)の男性職員と若い女性職員がおり、前回と同じ1階浴室で1人での入浴・入居者5人を頼まれ誘導をする。誘導時に簡単に入居者の説明もされ、順番も指示するので聞いて欲しいと伝えてくれる。
前回と違ってEVで2階フロア→1階浴室→2階フロアという移動に時間ロスがあるので、間に合うか心配である。ただでさえスタートが遅れたので…
誘導して浴室に入り、脱衣場の壁にある入居者の名前・薬の塗布・注意事項を確認する。今回も全員座浴(チェア浴)、全介助の方達との事。1番に入浴して頂く女性入居者は会話をする限りしっかりしており、本人より自前のシャンプー類があるので用意するように頼まれる。脱衣場に様々なシャンプー・コンディショナー・ボディソープ等があり、記名もないのでどれか誰の物か分からず…適当に本人に見せるとハッキリと“コレとコレよ!”と言って下さり、しっかりしてる方で良かった。(実際は分からないけど…)
いつも通り、寒くないか・湯の温度・洗髪や洗髪体の力加減・痒い所などはないか声掛けしながら入浴介助を進める。
1人目を終え2階へ戻し、次は誰かを聞いて浴室へ誘導。常に職員がフロアにいて、衣類の準備もされているのでサクサク進む。ただこの日は重たい方が多くて神経を使うのと、髪が長い女性が多いのでヘアドライに時間が掛かる。
4人の入浴を終え、あと1人という所で予定とは違う他の男性入居者を入れて欲しいと頼まれる。聞く所1ヶ月近く入浴をしていないそうだ。理由は分からないが、歩行自立の方だけど車椅子に乗って貰い、女性職員と共に浴室まで誘導する。脱衣に介助すると嫌がり、意志疎通が難しい様子。女性職員に「抵抗したり、危なそうであればシャワー浴でも良いので!」と言われ、多分風呂嫌いな方と思われる。
脱衣場からは手引き誘導するが、「寒い!嫌だ!」を連呼するので椅子に座って貰うとタオルをかけて、少し熱めのお湯で暖まって貰う。
いざ洗うと抵抗する様子はないが、時計を見ると前回と違って時間に余裕がなく、ギリギリなので申し訳ないがシャワー浴にさせて貰う。
脱衣場に戻ると体はしっかりした方なので後は簡単。短髪なので髪もすぐ乾いて楽だ。
2階フロアへ戻すと丁度終了時間で、「もう上がって下さい。ありがとうございます!」と言われ挨拶して業務終了する。
業務後に、カイテクスタッフから施設への5項目の5段階評価が必須となっており、同様に施設からカイテクスタッフへ評価される。私はこの施設をオール5で評価した。が、下記本音↓
【カイテクスタッフとして】
杉並区の特別養護老人ホームBの本音評価
(注:カイテクの評価とは別のオリジナルの評価)
・時間 ★★★★★
・挨拶 ★★★★★
・清潔度 ★★★☆☆
・スキル ?
・コミュ力 ★★★★☆
・ホワイト度 ★★★☆☆
総合=★4.0
↑上記6項目の5段階評価で以下説明↓
- 時間=定刻通りの始業と終業であるか
- 挨拶=施設の全員で行えているか
- 清潔度=施設内全てと入居者自身が綺麗か
- スキル=職員の介護スキル
- コミュ力=指示、説明等の業務上コミュ力
- ホワイト度=法令遵守され、ブラックか否か&ケアに問題は無いか
- 時間→時間通りの就業時間(当たり前)
- 挨拶→全員がして下さる(当たり前)
- 清潔度→前回に比べると全体的に清潔だったが、最後の男性入居者に少し問題あった
- スキル→直接職員の介助を見ていないので、とりあえず?で。
- コミュ力→1度来ているので省かれた部分もあったが、入居者の特徴を伝えて下さりやりやすいように配慮が見られた。(ただ1度目の時に記載したが、単発のスタッフ1人の入浴業務は賛否分かれると思う)
- ホワイト度→前回同様。悪い噂はここでは割愛…この日に関しては特に問題無し。
1度目の時と違って時間に余裕がなく、浴室の片付けができなかったのが少し申し訳ない。(スタートが遅かったからしょうがないが…)
入居者を見ても前回より清潔に見られて良かったのだが最後の男性入居者の衣類が汚く、体にも汚れが目立ったのが残念。抵抗されて入浴ができなかったと推察するが、体格やADLを考慮すると女性職員1人では難しいかもしれない。
あと中国人と思われる職員が日本語ペラペラで、元気にハキハキされていたのがとても印象的だった笑
この特別養護老人ホームBの良し悪しは、この日の偶然の可能性もある為、再度伺うかもしれない。
以上