結婚してから、まだ一度もしてない私たちは

約束の日

お互い最新の注意を払って

いつも通りを演じていた

今夜の約束の事は

気にしてませんよ


と言う演技だ


朝いつも通りおきて

夫は日課のジョギングにでる

帰っきて

シャワーんあびたころに

朝食が食べれるように用意して


平日に溜まった掃除などの家事を
分担してこなし

午後からドライブにでた


車内では、お互い平日の出来事や
面白かった事など話て


仲良し夫婦だ


よさそうな道の駅で新鮮な野菜など買って

帰宅


夕飯を一緒につくり

シャワーを浴びて

あっという間に就寝時間になった


私は自分でも驚くぐらい緊張していた

それと同じぐらい夫からも
張り詰めた空気が流れる


ベッドで向かい合い

軽いキス


ゆき「あ、、、あの。電気、、、」

たくみ「あー

    うん」

と夫が立ち上がって電気をけす

再び向かい

セックスってどうやって始めるんだっけ?

と気まずい空気が流れる


夫が私のパジャマのボタンを外しはじめて

私も同じように夫のパジャマのボタンを外した


そのまま夫が私の上にくるように
押し倒され

もうしわけ程度に胸をさわり

お互い手早く下着をぬいだ

いよいよ、、、

と思っているのに

気まずい雰囲気のまま

一行に始まらない行為

静まり返る部屋で

「ごめん

 なんか今日無理みたい」

と夫が言った

、、、
夫のあそこが全く反応していなかった

女はとりあえず反応しなくても
できるが

男は反応しなければできない

ひょっとして
こうなるかもしれない?

と心のどこかでわかっていた私は
怖くて気軽には誘えなかった

気まずい雰囲気が流れるのを
断ち切るように

「たくみくん、ずっと忙しくて
 疲れてるんだよね

 私が急に誘ったから
 ごめん、ごめん

 今日はもう寝てまた来週にしよ」

と急でもないのに
私も傷ついているのに

夫を傷つけないように気を使い
なんとも言えない空気で眠りについま

来週

また、来週、、、

私たちはずっとこの先も一緒だから
時間は沢山あるから