今日のスケジュールはゆっくりで

ホテルでゆっくり過ごす約束をしていた


朝、トイレにいくと

驚いた事に生理がきた

「うそ、、、

 予定日まだ1週間も先なのに」


トイレをすませ

朝の支度をして

朝食の時に生理になった事を伝えた

「急に生理がきて

 今日はプールとか海とか

 無理になっちゃった」

すると夫は

安心したのか?

私にはホッとしたようにみえた

「大丈夫?

 体つらくない?
 今日は、もともとゆっくりする予定だったし

 ゆきの体調で決めよ」


「ありがとう

 あと、申し訳ないんだけど
 生理になると思っていなくて

 生理用品買いに行くのについてきてほしい」


はじめての海外旅行で
全く英語を話せない私は

生理用品を買うことができない

夫は嫌な顔ひとつしないで

一緒にドラッグストアへいき
生理用品を購入してくれた

初めて海外の生理用品を手にして
日本のとさほど違いがなく安心した


この日、夫はいつも以上に優しく

同じベッドへはいり

私のお腹に手を当てて

「つらくない?

 暖めると楽になる?」

と生理痛で辛そうな私を気遣ってけれたけど

私は、嬉しくなかった

「今日はできると思ってたのに」

と小さな声で言うと

「いつでもできるから

 今日にこだわらなくても

 これから毎日一緒なんだから」

と髪を優しくなぜてくれる

「本当に?

 私の事嫌いになってない?」

夫は驚いた顔をして

「嫌いなわけないよ

 愛してるよ
 ずっと一緒にいようね」

と抱きしめてくれた

皮肉な事に

整理中の私は
久しぶりに夫と同じベッドで

抱き合って眠った